右近の日々是好日。

障害者グループホームで働いています。

「連帯 その2」

2019-07-14 23:48:46 | 私の社会時評
 社会的強者の横暴に対して異議申し立てを行う人間は、しばしば警察や検察によって他の人間との連帯を分断させられ、無力化する場合があります。警察や検察によって分断された人間の連帯を回復させ、人間の力を回復し、社会的強者の横暴に対して異議申し立てを行い、社会の自由と平和を実現することが大切です。


 警察や検察の不当な攻撃に対して異議申し立てを行うことは大切です。一方、警察や検察は、自分に対する異議申し立てを新たな攻撃の材料として使用する場合があります。警察や検察の不当な攻撃に対して異議申し立てを行うと共に、状況に応じて黙秘し、警察や検察に対して攻撃の材料を与えず、他の人間との連帯を模索し、人間の連帯を回復することが重要です。


 救援連絡センターによる『救援ノート 新版』(救援連絡センター、2018年)では、社会的強者の横暴に対して異議申し立てを行なった人間に対して警察や検察が連帯を分断させ、人間を無力化させる状況に対抗し、人間の連帯を回復さえ、人間の力を回復させることが大切だと論じています。


 警察や検察は、社会的強者の横暴に対して異議申し立てを行う人間に対して他の人間との連帯を分断することによって、無力化させようとします。一方、警察や検察は、社会的強者の横暴に対して異議申し立てを行う人間の連帯を分断するだけではなく、警察や検察に協力的な人間を味方につけると共に、人間同士の対立を強化させ、社会的強者の横暴に対する異議申し立てを無意味化しようとします。ですが、人間には、他の人間と連帯し、協力することによって得られる共通の利益や価値を見出す力があります。社会的強者の横暴や、警察・検察による不当な攻撃に対して異議申し立てを行い、他の人間と連帯し、自分の権利を実現すると共に、他の人間と連帯し、協力して得られる共通の利益や価値を見出す力量を強く豊かにすることが大事です。
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