昨日は遅くまで懇親会に付き合ってしまいました!(反省!)

私は「嫌だ!」と言ったのですが、一緒にいたメンバーが「どうしても」と言うので、ついつい遅くなってしまいました。

これは大反省です!!!

12時で歌が終わった時点で終わりにすれば良かったのに、豊栄荘の松本君は自分だけ部屋に行くし、松本楼の坂部君は私にからんでくるし、他の人も「ここで終わりましょう」と言いません。

おかげで私も帰るに帰られず、ついつい付き合ってしまいました。

さて今日のテーマは「過保護」です。

過保護と言うと「甘やかすこと」だと思うかもしれませんが、一見「叱る」という方法をとっていても、子どもに答えを与えることで、子どもが自分で考え、自分で解決することを学ぶ機会を奪ってしまったなら、それは「過保護」です。

皆さんは「過保護」をしていないでしょうか?

昨日のブログでも書いたように、私は研修会場の情報や持ち物などをあまり細かく伝えていません。

それを考えることが研修ですし、必要なら聞いてくれればいいと思っているからです。

社員として仕事をするようになると、わからないことがたくさんあります。

そのときに何でもかんでも聞いていたら失敗はしないかもしれませんが、自分で判断する力はつきません。

もしかしたら間違っているかもしれませんが、何も考えないよりも、「こうやっていいですか?」と聞くくらいのほうがいいと思うのです。

ところが、昨日の新入社員研修を見ていると松本楼の方たちは、少し過保護すぎる気がしたのです。

例えば、鉛筆を持っていない人がいたら、松本楼の社員がその人のところに鉛筆を持って行きます。

ゲームで転記を間違わないように、一人一人について書き方を教えます。

私なら鉛筆は自分で取に行かせるし、転記が間違っていたら「ここが違っているよ」と言うだけです。

だって、その人には鉛筆を取りに行く能力があるし、間違いを直す能力があると思うのです。

そして、結局は自分の人生は自分で拓くしかないと思うからです。

では、過保護をすると、どんな弊害があるのでしょう?

1.子どもが自分で問題を解決する能力が育たない

2.いつも助けられることによって、自分に対する自信を失っていく

3.「助けてもらうのが当たり前」と考えるようになり、していただいたと認めにくくなり、依存的になっていく

4.自分で意志決定していないことになり、責任転嫁するようになる

5.いつも支配されているように思え、反抗的になる

などといった弊害が起きると思うのです。

社員さんを大切にすることは、とても大切なことだと思います。

しかし、その人に出来ることをしてあげることは、その人の成長をとめたり、その人をわがままにする恐れがあると思うのです。

皆さんのやさしさは、本当にその人のためになるやさしさなのでしょうか?

今日のひとこと
「その人のことを思っているのですか? それとも自分が良い人になりたいのですか?」


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