春のスプリングクリークに巨大トラウト追う!
2019年5月
毎年の事だが、5月の釣りは難しい。特にGW(ゴールデンウィーク)。雪代(ゆきしろ)による増水や濁りはもちろんの事、今年のように大型連休中ともなれば、どこの有名ポイントも釣り人だらけとなる事は必須であろうと思う。
どうせ人に会うのであれば、あえて有名ポイントへ出向いてみよう!そこで腕試しでも出来ればいいや!くらいの気持ちでいた。普通は否が応でも人を避けるべきなのだが、全くの天邪鬼である。
あわよくば、ワイルド化した外来種であるビューティフルレインボーなんかが釣れるのではないかと、浅はかな幻想を抱きつつ真昼間のドピーカンの中、釣行を開始した。
大物の不意の出現に・・・
結果は惨敗。
小さなヤマベのオートリリースで終了。前回記事の武佐川ヤマベは難易度が超高かったが、ここのヤマベは私に優しかった。
ただ一つの出来事をのぞけば、いつもの釣れない釣りで終わっていたはず。それは、ほんの一瞬の出来事。同じ釣り人であればおわかりいただけるであろう。油断中の不意打ち。まさかそんな、思いもよらぬ大物が出てくるとは思ってもいなかった。それから幾度となくルアーを投げ込んではみるもの、無反応。
当然だろう。そのような大物は百戦錬磨、幾多の困難を乗り越えて現在に至っているのである。
水中撮影に挑戦!
まったく釣れる気がしなかったので、久しぶりに水中撮影を試みた。幸い今は連休中、あくる日ゴープロ片手に日中の太陽が一番高い時間帯に狙いを定めてポイントへ到着。
その時の動画がこちら↓(17分45秒)
どうでしたか?
参考になることと言えば、大型の定位している場所が到底ルアーやフライの届く範囲にいないと言う事であろうか。カメラを沈めてはじめてその定位置を確認する事が出来るのだが、思いのほか奥に深く沈んでいる、または障害物で入り組んでいる場所に居ついている状況だと言う事だ。
今の段階では私自身は攻める手立てがない状態。今の段階では・・・だ。
では、この大型種が捕食の体制に入ったらどうだろう?このようなビッグトラウトを手中におさめるには、その状況を探し出し捉えるしかないのかもしれない。可能性としては朝が良いのか、夜が良いのか、ルアーが良いのか、フライが良いのか・・・選択肢は様々考えられると思う。
撮影を終えて
映像的には、出来る事であれば、この季節の捕食シーンが捉えられていれば言うことは無かったのだが、明確にはとらえられていなかった。ニジマスについても角度が悪く、とてもビューティフルレインボーとはいかない映像にがっかりしたのも事実。しかしながら、これらの映像は数カ所ではなく、一つのカーブポイントでの撮影だと言う事が、この河川の計り知れないポテンシャルだと言えよう。
小さい単独の個体から群れまで、こんなにも沢山の魚達が潜んでいることに喜びすら感じる。まだまだ、これからチャンスはいくらでもあるので今度また再挑戦する予定だ。
おまけ 様々なニジマスの個体種
魚の画像が無いのもさみしいので、4月のF系河川のレインボーを一枚。
湿原系河川のニジマス
ビューティフル・・・ではないな(;^ω^)
この季節のニジマスは丁度産卵期だと言えよう。これは産卵後の個体であろうか、10gのミノーに元気よくアタックしてきてくれた。湿原系の河川の為か、またはDNA的なものなのか山岳系のニジマスと比べると色素が濃いように思うのは私だけではないだろう。
山岳系のニジマス(知床半島)
どうだろう、これは山岳系にて釣り上げた個体。とても同じニジマスとは思えない。どのようにしてこのような個体差が出てくるのであろうか、食している物の違いによるものなのか、はたまた水質による物なのかどうか。どちらも外来種なので、DNA的にはそんなに違いはないように思うのだが、育った環境によってこんなにも違いが出てくるものなのか?歴史的観点から見て、どういう系統の個体であるかも調べてみると面白いかもしれない。
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