MR2バンパー修理
どうも!
モータースです。
新型コロナウイルスが徐々に拡大していますね。
そのあおりを受けて3月に開催される古河市の
はなももマラソンも中止になりました。
今日行くはずだったパシフィコ横浜である
ノスタルジック2デイズも大事を取ってキャンセル。
しかも我が家の一大イベントの
いちご狩りも中止になってしまいました
早く鎮静化してもらいたいものです。
既にこの2台のMR2は出庫していますが
同じ4型Gリミ、同じ色、同じ横浜からの入庫でした。
しかも右側のオーナー様と鈑金旅行中の
2型MR2のオーナー様は同じ苗字。
色々重なりますねぇ。。
さて、長い事鈑金屋さんに旅に出ていた2型MR2.
やっと戻ってきました。
中古バンパーも見つからず
現物修理です。
外してみたら元々赤色のバンパーだったようです。
「PPバンパーは大変」って
鈑金屋さんが言ってました。
一先ず直ってきて良かったです。
でもこのMR2は去年の台風で
車内まで浸水したらしいので
その辺りをこれから点検していきます。
それともう1台入庫の2型MR2.
こちらはクラッチペダルが戻らない時があるようで
レリーズから漏れているのか
クラッチマスターがイカレたのか
どちらにしても年数も経っていますから
全て油圧系統をオーバーホールしていきます。
クラッチマスターのリザーバタンクは容量が少ないので
直ぐに真っ黒になりやすいです。
OHをしていない場合やフルード交換の時に
掃除もしないでそのまま交換している工場が殆どでしょうが
そういう場合も直ぐに黒くなりやすいです。
良い感じに黒いですね。
中身のピストンですが
右が新品、左は付いていたもの。
カップ部分が傷がつき変形しています。
ピストンについたボコボコはカップが摩耗し削れた
カスが付着したものです。
リザーバタンク内も綿棒を使い綺麗に清掃します。
価格優先の整備工場や入庫台数の非常に多い工場は
1台当たりの単価が低くなる為、出来るだけ時間をかけずに
台数をこなさなくてはいけません。
上の人間からも「台数をこなせ!」ってけしかけられます。
現場の人間は時間に追われて
それがいい加減な整備に繋がります。
(私が東京のディーラーに勤めていた頃がまさにこんな感じ)
レリーズシリンダーをASSYで外しましたが
1台当たりの単価が低い、入庫台数の多過ぎる工場の弊害は
こう言うところにも出るのではないでしょうか。
上側3か所のボルトが仮止め状態で
緩んでいました。1本なら緩んだりする事も
たまにあるでしょうが、3本は流石にねぇ。。
まぁ、整備する人にも寄りますけど。
レリーズシリンダー内のピストン。
これ何か分かりますか?
ストップランプスイッチクッション。
これも古くなるとボロボロに割れます。
割れて脱落するとストップランプが点きっぱなしになったりします。
それでバッテリー上がりになります。
交換はただ入れるだけ。簡単でしょ?
でも、そのまま入れようとするとなかなか入りません。
やってみたい人はやって見て下さい。
きっとイライラします。
押すなよー!
押すなよー!
絶対、押すなよー!
・・・
・・・
何で押さないんだよ
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