レンズのオーバーホール | 晴れのち曇り時々Ameブロ

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オリンパスOM-1

昨年購入したレンズ、オリンパスズイコー40mmf2がオーバーホールから戻って来ました。
ちょうど東京に出かけるタイミングで電話が入ったので、引き取りに行くには都合が良かったです。
レンズ自体は綺麗だったのですが、絞り羽根に油が付着していたので、固着する前にオーバーホールへ。
今回はニコンではなくオリンパスのレンズだったので、スキヤカメラにお願いしました。
因みに、ニコンのオールドレンズやカメラ本体は、いつもキィートスに出しています。

スキヤカメラは、ライカ等カメラ本体のオーバーホールにも定評がありますが、レンズのオーバーホールも上手ですね!
絞り羽根の油はしっかり落ちているし、ピントリングのトルク感も良い感じです。
レンズもかなりクリアーになって、この先10年は問題なく使えそう。
スキヤカメラでは、ライカM3も購入しているので、何かあったらまたお願いすることにします。
祖父が使っていたカメラを譲り受けたとか、昔の機械式カメラやレンズはまだまだ使えるものが多いので、調子が悪くなっているようでしたら、一度オーバーホールに出してみるのも良いかもしれません。
フィルムで撮るのって、かなり楽しいですよ!

さて、最近はYoutubeなども時折チェックしているのですが、世界にもコレクターの方々は多いですね。
オリンパスOM-1にしてもニコンFにしても、コレクターさんたちは肌の色や言語を越えて国も様々、作品を観せてもらっても皆さんとても上手ですよ。
一つの物に対して、国を越えて価値観を共有できるということは、素晴らしいことだと思います。
作品の中には、カメラの状態があまりよくないのか、少し感光してしまっているものもあったり。
「このレンズは、ピントリングの動きの状態もとても良い!」と説明しながらも、レンズをよく確認すると明らかにカビだらけだったりと。

海外のクラシックカメラの修理事情というのは、一体どうなっているのでしょうか?
もちろん、ドイツには職人さんたちも多いのでしょうが、国によってはオーバーホールできる環境が整っていないのかもしれませんね。
コレクター自身も、気にする人は気にしているし、気にしない人は気にしてないみたいな感じで。
今は世界中繋がってますから、海外のコレクターさんが日本でオーバーホール済の個体を買っていったり、日本の中古カメラ店が海外から買い付けては修理後にまた店頭に並べたりと、それはそれで上手く循環しているのかもしれません。
ある意味、日本は世界の整備工場みたいな位置付けでしょうかね?(笑



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