季節の変わり目は空も移り気。

晴れて、曇って、雨降って。



そんな中、ハーブガーデンに大人の遠足に行ってきました!



ハーブや精油を使っていても、育っている姿を知らない植物もたくさんあります。



自分の手で育てて、利用して…
というのが一番理想ですが、そうもいかず。



写真でなんとなく知っていても、育っている姿をみて、印象が変わったりするので新鮮でリアルな情報源です。



今回は初めてローゼル(ハイビスカス)の姿を見れました~!!




同じアオイ科の植物「オクラ」
お花も実の付きかたも似ていますね~


ハイビスカスといえば、南国の沖縄やハワイに咲く赤や黄色のお花。

実はHibiscus属の園芸種なんですよね。


ハイビスカスティーやジャムで使うのは、食用のローゼル(学名:Hibiscus sabdariffa)の萼(がく)です。


東京オリンピックでマラソン金メダルを取ったエチオピア出身のアベベ選手が、疲労回復にハイビスカスティーを飲んでいたのは有名なエピソード。


クエン酸やリンゴ酸、ミネラル、ビタミンが豊富で、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれています。


代謝アップや疲労回復に期待されるローゼル。

これから10月~11月に収穫の時期をむかえます。





ひとあし早く、一粒いただいてきました。

ぷっくら、つややかです。




パカッと開けると、実が入っています。

このまま萼(がく)をめくって外してOK!





今回は、姿をそのまま残したかったので箸を使って実を取ることに。

ぐっと力を入れて下から押すと、簡単に取れます。




大切な一粒。

なかなか出会えないフレッシュのローゼルなので、お茶にはせずにそのまま食べれる塩漬けにします。


絶妙な酸味と塩味が、カリカリ梅をワンランクアップさせたようでとっても美味しいのです!

ハーブに馴染みのない方でも楽しめる風味です。



作り方はとっても簡単。

ハイビスカスにお塩をまぶして出来上がり。


●長期保存するなら、
塩の量はハイビスカスに対して15%程度に。

●すぐに食べきるなら、塩分は5~7%程度に。


今回は量がとっても少ないので目分量です。



明日の朝食が待ち遠しい^^♪



これから出回るフレッシュのローゼルが手に入ったら、ローゼルの塩漬けをお試しくださいね。



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