SSブログ

令和二年一月二十六日 無断キャンセル [中日春秋]


20012601.jpg

最近、目の下のたるみが気になって気になって。
それでちょっとネットで調べた、それ以降ブラウザには「目の下に塗る目の下専用クリーム」とか「目の下たるん対策用クリーム」とか「目の下がたるんして悩む人必見」とか、そんな広告ばかり。
しかし、ユーザーのネット閲覧履歴のデータを、ネット広告企業などに提供する仕組みを停止するという、クッキーを制限する方向で動いているようです。
そうなると、この手の広告はクッキーを使わない方法になっていくんでしょうね。

「グランド・ホテル…。いつもと同じ。人々はここにやって来て、そして、ここから去っていく。なにも起こらない」。米映画「グランド・ホテル」(一九三二年)の最後のせりふである

▼ご覧になった方ならご存じだろう。この映画、それぞれにわけありの宿泊客が織りなす群像ドラマである。ホテルにやって来て去っていくだけのようにしか見えぬ宿泊客にもいろいろな人生があり、複雑な事情や苦悩をそれぞれに抱えている。そう、そのせりふは言いたいのだろう

▼「二人はやって来なかった。そして業務を妨害した」。映画のせりふを借りればこんなところか。失礼。現実のホテルを舞台にした犯罪である。宿泊予約サイトを通じて予約したホテルを無断でキャンセルし、業務を妨害したとして、京都府警は自称自営業の女とその息子の二人を逮捕した

▼サイトを通じて予約すれば、キャンセルしても特典ポイントがもらえる場合もあるそうで、二人はこれを悪用し、予約と無断キャンセルを繰り返していたらしい。その回数二千二百回以上。約百九十万円分のポイントを不正に得ていたというからホテルには大迷惑な錬金術である

▼生活に困ってということでもないのか、ポイントを使ってホテル暮らしをしていたという

▼母親五十一歳。息子三十歳。あの映画ではないが、二人の人生と事情の方もどうも気になってしまう。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


宿泊予約サイトの収入源を考えると、宿泊される側(ホテルとか旅館)しか考えられません。
これが予約時に払われるのかどうか分かりませんが、予約時に宿泊予約サイトに払われていたとすれば、無断キャンセルされて手数用を払わされて、二重で損をしている感じですね。
こんなのは、宿泊した時点でポイント加算にすれば済む話ではないでしょうか。
考えるに、このシステムに宿泊予約サイト側のデメリットがないように思われ、そのあたりがポイント加算方法をすぐに変更しない原因ではないでしょうか。

20012602.jpg

スポンサーリンク


nice!(29)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 29

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Copyright © チンチコチンでトキントキン、時々ダランダラン All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。