来週の水曜日,本校の校内研修会で講師的な立場でお話をさせていただきます。
テーマは,カリキュラムマネジメントについてです。
その内容は,これまで,このブログで紹介してきました。

コロナ禍の中,4月,5月と臨時休校で授業ができませんでした。
一般的にカリキュラムは,4月始業式で計画されています。
それをリデザインするというお話をする予定です。

その資料となる,文章は作成しました。
全部でA4,8枚になる資料です。

これを用いて,お話をしようと考えていたのですが,最近の研修会を見ていると,プレゼンをつくって,それを元にお話することが多いようなのです。

プレゼンがつくれないわけではありません。
ただ,これまでも,校内研修などではプレゼンなしに,資料だけてお話してきました。
それには,次のようなわけがあります。

プレゼンをつくるのには時間がかかります。ですから,講師によっては同じプレゼンを何度も使い回しをすることが少なくないのです。ですから,同じ学校で研修会でお話を聞く時,あるいは別の機会にお話を聞く時,同じプレゼンで同じ話を聞くことがあるのです。

そんな講習会を見てきて,
「ああ,またおんなじプレゼンで,おんなじ話だ。」
と思った経験から,自分が話す時はそうしないぞと,資料や話す内容は毎回変えるように努力してきたのです。

また,プレゼンをつくると,そちらに視覚が集中するので,お話の途中で眠気をもよおすことは少ないようです。しかし,それは,講師側の話すという力が欠けているとも言えます。つまり,「講師ー話す」「聴衆ー聞く」という関係に耐えられない時にプレゼンを用意するとも言えるのです。言い換えると,プレゼンに頼ると,「話す」ということが鍛えられないのではないかと考えるのです。

今回のお話をプレゼンと一緒にするのか,プレゼンを用いないのか,もう少し悩んでみようと思います。


 
ランキングに挑戦しています。
いつもクリックありがとうございます。
今日もよろしくお願いします。