宮下奈都…太陽のパスタ、豆のスープ

 
本の紹介。
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。
失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ(やりたいこと)・リスト”の作成だった。
自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。
相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。
自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。
自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。
 
読みやすい物語だった。
 
物語に出てくるドリフターズリスト・・・。
自分はドリフターズリスト・・・知らなかったが・・・これがいい。
例えば「キレイになりたい」のではなく「キレイになる」と願いが叶ったように書く。
 
婚約破棄されたけど落ち込んでいた主人公の明日羽(あすわ)が、前向きに変わっていく姿がいい・・・。
「いかん。考えるばかりじゃやなくて、何かやったほうがいい。動き出せば、きっとかわる」
 
確かに・・・落ち込んでいる時は、考えてばっかりだけど・・・。
何かもがいた方?やった方がいい・・・。
一歩踏み出せば・・・何かがきっと変わる・・・。
 
是非、我が家の子ども達にも読んで欲しい小説・・・。
 
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