2018年12月19日 08:00

TV放送された未公開SF映画 11

GTRZ1
 え〜、勝手気ままにやってきたオジサンですが、やはり60歳というのは人生の大きな区切りなのでは?、と最近は考えるようになりました。ま〜、65歳まで雇用を継続しろという、年金運用がコケたのを労働者に押し付けて知らんふりのお役人&政府のせいで、恐らく、ろくに年金も貰わずにあの世行きになりそうなオジサンです。

さて、今日紹介する作品は1958年に製作された、「宇宙ロケット帰還せず」という作品です。予告編の映像を見ると、いかにも1950年代のSFといった感じの特撮や造形がみてとれますが、原作はジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」のようです。スタッフ&俳優はなかなかの面々でありまして、監督が古典SFの名作でオジサンの大好きな「宇宙戦争」などでお馴染みのバイロン・ハスキン、俳優陣はというとオスカー俳優のジョージ・サンダース(「イヴの総て」等)、さらには「第三の男」や「旅愁」、「市民ケーン」といった名作でお馴染みのジョセフ・コットン(この人どんな映画でも出演しちゃうんで評価がイマイチ)が顔を揃えています。
ストーリー自体は19世紀後半のお話で、兵器を開発しているジョセフ・コットンが強力な爆薬を開発してロケットを打ち上げることを計画、これにサンダースが協力して新開発の金属でロケットを製作、コットン、サンダース、それにコットンの助手の3人で宇宙旅行と相成るが、なんと助手の恋人がロケットに潜んでいたため、ロケットの性能上、4人では地球に帰還できないことが発覚する。するとコットンとサンダースはロケットを切り離し、若い二人を地球に帰還させ、自らは月へと向うのだった・・・、といういかにも古典SFなお話です。(1950年代後期にこれはちょっと・・・)


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