2019年10月20日 08:00
テキトーに1本 59
え〜、洋楽ネタは手抜きではありますが、オジサン的には楽しんで書けました。とはいえ、それをずっと続けるのもナニなので、とりあえず映画シリーズに復帰した次第です。
さて、今日紹介する作品は、1969年に製作された「かわいい女」(紹介はコチラ)です。ハードボイルド好きには有名なレイモンド・チャンドラーの作品の映画化で、ジェームス・ガーナーがフィリップ・マーロウを演じています。フィリップ・マーロウといえば、「ロング・グッドバイ」ではエリオット・グールド、「さらば愛しき人よ」ではロバート・ミッチャムが演じており、オジサン的には本作はイマイチな印象ですが、この作品には大きなセールス・ポイントがあります。
それは、若き日のブルース・リーが出演している点です。(とりあえず、コチラのシーンをご覧下さい)
ブルース・リーの名はTVシリーズ「グリーン・ホーネット」のカトー(ケイトーと発音していたような)役で多少知られていましたが、ハリウッド映画の出演はこれ一本のようです。オジサンはチャンドラーの作品が大好きなので、あえたストーリーは書きませんが、ハードボイルドにとって重要なのは雰囲気であり、そういった点で評価すると、マーロウ物の映画で一番の作品は「さらば愛しき人よ」かも知れません。(小説なら「ロング・グッドバイ」ですが)