天ちゃんが旅立ちました。(追記あり) | おふぐな日々

天ちゃんが旅立ちました。(追記あり)

こんにちは

 

久しぶりのブログで、こういう内容ですみません。

 

うちに来て、今日で7年3ヶ月と24日目の、コクテンフグの天ちゃんが、先程15時48分に旅立ちました。(介護の仕事をしていたせいで、つい時計を見てしまう。)

 

天ちゃんは、平成22年9月に、前の飼い主さんの家に来ました。

↑最近前の飼い主さんが送っていただいた、その当時の写真です。

 

そして平成25年の5月4日に、サザナミフグのオヅマ君と共に、我が家にやって来ました。

 

とにかく海水魚の飼育は初めてで失敗したり、白点病を何度も繰り返したりして、2~3年は大変でした。

6年前の夏に大量の卵を産卵した時は、水槽内も濾過器も卵だらけで、掃除が大変でしたね。

 

それ以後、毎年夏になると拒食するようになって、今年も7月中旬から餌を食べなくなっていました。

ただ8月1日だけ粒餌を10数個食べたので、今年の拒食は短期で良かったなあと喜んだのもつかの間、翌日からはまた食べなくなってしまいました。

 

先週までは時々白い粉状の糞をしていたし、結構元気でした。ただ顔つきが変わってきていて、もう餌は食べられないかなって感じがしました。

今週に入ってから週始めは元気で以前の時のように甘えてきたりもしていたんですが(実は今年の春から、時々体をぺったんこにして、私を避けるような仕草を見せるようになりました。多分体調が悪かったんだと思います。)、糞を全然しなくなったので気になっていました。

もしかしたら、消化器系統がもう働いていないのかと。

 

そして3日前からちょっと異常な感じが見られ、昨日から急に状態が悪くなりました。

腹の所が所々黒くなっていたので、消化器官から出血してるのかなとか考えました。

もう長くはないと。

 

今朝起きたらもう体がマダラ模様な感じに変色していて、泳いだりはするけどふらふらしていて、多分今日の午後には逝くだろうと、私は今日は朝からずっとリビングを離れる事が出来ませんでした。時間がたつたびに、白くてきれいだった天ちゃんの、顔から背中までどんどん黒くなっていきました。ヒレも茶色から黒に色が変わっていきました。

 

最期は、苦しいのか暴れたりして可哀想でした。

でも、以前飼っていたマミズフグの殿と磊ちゃんの時は、仕事で最期を看取る事が出来なかったので、天ちゃんは看取る事が出来て良かったなと思っています。

 

今晩一晩このまま水槽で過ごして貰って、明日の朝に庭に埋葬しようと思います。

寂しいですが、この世で出会った以上は、相手が人間でも人間でなくても、必ず別れる時が来るのです。

 

16年前の確か5月に、初めてアベニーパファーを家に迎えてから、ずっとフグのいる生活でした。

フグは種類にもよりますが、凄く人に馴れ人懐っこくて好奇心旺盛で、人の言葉もわかる時もありコミュニケーションが取れる頭の良い魚です。

苦しい時や辛い時も私を支えてくれました。

 

今年自分が誕生日を迎えてから、フグを飼うのは天ちゃんが最後になると思っていました。

今までも、私に何かあっても魚達の世話を頼める人がいないので、入院とか絶対に出来ないと自分の健康管理に凄く気を遣っていました。

幸いにも、入院するような大病や大怪我はしなかったですが。

でも、年齢的にこれからは何があるかわかりません。私のせいで餓死をさせるような事は絶対にしたくはありません。(最もまだ淡水水槽があるので、これからもしっかり健康管理をして行こうと思います。)

 

 

今年私は厄年なんです。ゲッターズ飯田さんの占いなんかだと、めちゃくちゃ悪い年回りらしいです。でも、私自身は仕事を辞めて、のんびりと好きな事をして、時々両膝が腫れて歩くのが痛いって事以外は平穏無事に過ごしています。

ただ、私のブロ友さんの何人かが、御家族の怪我とか御家族の病気とか、御自身の怪我とか病気とかで、皆さん大変な思いをされいて心配しています

 

もしかしたら、天ちゃんが私の厄を全部引き受けてくれたのかな。

ペットってそういう事があるみたいですよ。植物なんかもそうですけどね。家の中の悪い気を吸って枯れたりするって話を聞いた事があります。

だとしたら、そんな役目はしなくても良かったのにって思いますね。

寿命だったんだと思いますが、天ちゃんが♂だったら、もっと長生きしたのかなあとか考えてしまいます。

 

これからは、今まで飼ってきたフグ達の思い出を胸に、新しい人生を切り開いて行こうと思います。

 

天ちゃんを愛してくれた皆様、今までありがとうございました。

このブログは元々はフグブログなので、今後どうしようかまだ考え中です。

悠久の時間の流れの中で、また会おうね、天ちゃん。