おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反落。FOMC(12/13,14)にて2023年の政策金利見通しが9月会合の4.5−5.0%から4.75−5.25%に引き上げられる可能性があるとのウォール・ストリート・ジャーナルの報道を嫌気して売りが先行。14時台に33,846ドル(−583)まで下落すると、引けにかけての戻りも限定的に。個別はボーイングを除いて全面安。ナスダックは続落。セールスフォース、テスラ、アマゾンを中心にこちらも主要銘柄は全面安。

NYダウ 33,947ドル −482、ナスダック 11,239 −221
米10年債利回り 3.593% +0.091、為替 136.80円/ドル
NY原油 76.93 −3.05、日経先物 27,670円 −170

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□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 先物需給

10月以降の「FRBの利上げピッチ減速期待」の反動にて急落したNY株なりの軟調スタート後、引けにかけても来週のFOMCを前にした実需筋の様子見ムード、市場マインドの悪化が重石となる弱気優位の推移が予想されます。想定レンジは27,500〜27,800円。メジャーSQ(12/9)週の火曜・水曜は先物主導で相場が振れやすいだけに、27,000円台前半までの下押しにも要注意。

個別全般では、先週触れた「金融株や割安銘柄物色は上昇相場の最終局面」の流れを汲む連鎖的投げ売り( ≒ 個別での悪材料が見当たらない中、下がるから売る、売るから下がるケース)に要注意。

★ 本日の戦略 : 続・ディフェンス重視にて一段安を警戒!

日経(先物)の下落に関しては10−11月の大幅高に対する「良識的な調整」であり、FOMC前後に再び騰勢を回復する可能性を内包。

ただし、個別全般については昨日の日経小幅高下でも売りが拡散したように、買い需要は急速に低下中。このタイミングで日経平均が27,000円付近まで下落するようなら、鋭角に売り込まれる銘柄が多発しそうです。

よって、先週の米リスクイベント(パウエル講演、PCEデフレータ、雇用統計)に備えた慎重策 → 今週の地合い悪化 & 「2022年最後の買い場」に備えた余力拡充策...の流れを引き継ぐべく、本日もストレス玉の縮小や手仕舞い条件の徹底による3割+アルファの余力確保を優先。

※ 買い値が高すぎるから、割安だからそのうち上がるはず、今日の午前中は仕事だから・・・などの理由による「無策放置」は極力避けたいところ。運用資金の大小にかかわらず1,2割で良いので買い余力を確保するのがおススメ。余力が生まれた瞬間に、目先のマーケットはストレス対象からチャンスに満ちたものに見えてくるはずです。

☆ YAC(6298)の1,4〇0円までの買い直し方針をはじめ、★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

〇 4263 サスメド
昨日引け後に「日刊薬業」に取り上げられた「薬事・食品衛生審議会(薬食審)におけるプログラム医療機器審議会(12/19)にて不眠症アプリの審議入りが確定」を受けてPTSは大幅高。直近の東証グロース需給の悪化ムード、当事案のサプライズ性の乏しさなどを踏まえ、週初からの手仕舞い方針は継続しますが、PTS通りに株価が上振れるようなら一部ホールドでの高値探求も面白そうです。

      (会員サークルより >>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】

△ 1360 日経ベア2倍
日経平均のテクニカル悪化気配、買い玉のヘッジ(保険)を目的に打診買いへ。

△ 7066 ピアズ、7711 助川電工、4974 タカラバイオ、6249 ゲームカード
昨夕触れたダイコク電機(6430)とともに割り切り対象でケア。ドローン関連のASCL(6232)、FIG(4392)も継続注視。

『 全体を俯瞰して‘勝負どころ’を模索する! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆