おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。前日のFOMC前の利確増幅の反動に加えて、IMFによる23年世界経済見通しの上方修正(+2.7→+2.9%)、コンセンサスを下回った米10−12月期雇用コスト指数を受けたインフレ鈍化期待などを背景に、「金利低下・ハイテク株高」が進展。引け際には先物主導で上げ幅を拡大。ナスダックも反発。

NYダウ 34,086ドル +368
ナスダック 11,584 +190
米10年債利回り 3.516% −0.035
為替 130.13円/ドル
NY原油 78.87 +0.97
日経先物 27,490円 +190

日経先物のテクニカルは10日線際までの調整後の切り返しにより、上昇志向を維持。

big (8)

□ 本日の展望 : 直近高値圏の持ち合い

NY株高を好感した堅調スタート後、引けにかけては米リスクイベントを前にした売り買いが交錯する直近高値圏での持ち合いが本線。想定レンジは27,350〜27,650円。

【主な決算予定】
2/1(水)4005 住友化学、6557 AIAI、8604 野村HD、4980 デクセリアルズ

★ 本日の戦略 : 丁寧なリスク管理で米イベント待ち!

今晩のFOMC、明日のアップルア・マゾンの決算、週末の12月雇用統計まで続く、目先の米リスクイベントに関しては、極端な上下ベクトル形成要因にはならない ≒ 「短期調整を挟みながらの上昇トレンド継続...が本命。よって、本日も日経平均の好テクニカルに順じた強気スタンスを継続。

ただし、文字通りの米イベントリスクの他、月初需給の読みにくさ、日経28,000円の壁、決算シーズン特有の売買難易度の高まりも踏まえれば、「弱テクニカル銘柄の日経頼みのホールド」を筆頭に、強引な勝負はNG。

引けにかけては3割+アルファの余力維持を優先しながら、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底、決算目前銘柄のポジション縮小などによるリスク管理を丁寧に。

★☆Sラボ銘柄戦略 : 本日想定される日経27,500円付近は、米リスクイベント目前に新規買いを入れるには不適切と判断。よって、新規買い対象を極端に絞り、従来銘柄のサポートに注力する一日に充ててください。
 
  (会員サークルより 
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【ウォッチ銘柄】

△ 3150 グリムス
4−12月期経常益は通期予想を超過。昨夕触れたジェイテック(2479)などの他、9753 アイエックス・ナレッジ、9325 ファイズHD、7687 ミクリード、4617 中国塗料、8005 スクロールなどとともに割り切り対象でケア。

『 ストレスを適量に調整する! 』

では 本日もよろしくお願いします。
  


□ ご連絡 : 本日の昼の更新はお休みさせていただきます。また、夕方の更新も通常より遅めとなる予定です。ご了承ください。