毎年恒例の名古屋の桜の開花です。開花宣言の前に、本日咲く予定ですよ。と出したかったのですが、クリニックの出勤で診察前にいろいろやることがあり、投稿できませんでした。

3月26日朝7時の桜です。今日の開花宣言は必ずあると確信しました。7,8輪まさに咲こうとしています。

 

毎年、くららと散歩しながら桜を見に来るの今年は一緒に散歩の来てくれず一人できました。これは3月25日昨日の朝7時です。

上は3月24日です。26日開花予定とは信じられないぐらい固いです。

 

 

 今朝も、愛犬のくららと散歩しましたが、毎日、歩ける喜びををかみしめています。

 心不全で入院前は、ちょっとした坂で息切れし、くららにちょっと待ってと息を整えて歩き出しました。自宅に帰ると水素を吸入すると少し楽になり、車で仕事に行きましたが、毎日が苦痛でした。食欲もなく、家族からは早く入院しなさいと言われ、ただ、外来を休診させたくないという気持ちで、働いていました。

 ようやく、2週間の代務の手配を終え、入院しましたが、限界だったのでしょうね。入院して、安静にしてるので、自分としては体が楽になったと思っていましたが、検査結果は全ての血液検査の結果が4桁と信じられない数字、急遽ICUに移り、転院となりました。そこから、長い闘病生活が始まったのですが、毎日が長く、つらい生活でした。

 体中に、いろいろぶら下げ、ベッドから動けない生活、検査で車いすで移動するのが唯一の楽しみでした。

 早く、自分の足で歩きたい。それだけを願っていました。ようやく、一般病棟に移って、トイレだけ、許可されたときは、嬉しかったですね。

 歩行訓練が始まると、何周でも歩きたい。でも、心室性期外収縮がでると、歩行禁止、自転車漕ぎの訓練は2回で中止になりました。

 ようやく、退院となり、歩ける喜びを満喫しています。

毎日クララと歩けると思っていましたが、6週間私が不在の間、余り歩かなくなり、皆(娘や孫)と一緒に大勢で歩かないと遠くまで歩かなくなりました。

 毎日、朝はくららと私は3000歩以上歩いていたのに、考えてみると、体調が悪くなってから、くららも私をおもいばかってか、ゆっくり歩き、あまり、歩かなくなっていました。私と二人だと、駐車場をうろうろするだけで、歩いてくれません。家内と二人でようやく歩かせる感じです。

 最近になり、ようやく二人で短縮コース(1600歩ぐらい)は歩いてくれます。今は、1日平均7500歩、休みの日は1万歩以上歩いています。自分の足で歩いて、疲れない。素晴らしい毎日です。

 昨年、胃潰瘍による出血の治療として輸血しました。その後、ピロリ菌の除菌をして、再度胃カメラをしました。その1年後の胃カメラの検診でした。

 胃カメラは4回目ですので、手技そのものは心配はしていませんでしたが、心不全後、血圧を100/50mmHgに低くしていますので、より血管が見にくくなっていないかが心配でした。これまでも、血管のルートを取るのが、難しかったので、ルートが簡単に取れるかを心配していました。案の定、一人目の看護師さんは、血管を見つけられず、二人目に交代しました。二人目も左の正中でとれず、手背で挑戦しましたが、またまた取れず、右に替えてくださいとお願いして3度目にようやくとれました。

 麻酔薬を入れるためにルート取ったのですが、さすがに3度も針をさされるのは痛いですし嫌ですね。1時間後、先生からの説明がありました。私の主治医もお休みだそうで、別の先生に変更になるのを、前投薬を飲み終わった後、言われました。何となく嫌な気持ちでルートを取られたのですが、最初から、本日担当医が変更になりますが、よろしいですか?と聞いていただきたかったですね。別に緊急の検査ではないのですから、延期もありだったと思います。

 結果説明は胃から十二指腸にかけて非常にきれいで、胃潰瘍の瘢痕のみで、次は2年後ということですが、次回は、どうしようかなというところが実際です。

 来週は心不全の定期外来でまた、採血がありますが、最近は一度できれいに入っていますので、今回の久々の複数回で憂鬱でした。

 3月は新しい看護士さんが入りますので、その関係かもしれません。

 心不全での入院6週間を俳句と川柳で振り返ります。

 点滴治療で、自分自身では体調がよくなったと思っていましたが、血液検査の値はほとんどの数値が4桁ととんでもない数値になっていました。

 名古屋セントラル病院から名古屋大学に転院する説明を聞きながら、「ウトウトと 大丈夫ですか ナースの声」と時々意識が飛んでいたのかもしれません。

 転院の救急車の中ストレッチャーから落ちないように縛られながら「ゆっくりと 赤信号でも 揺れる点滴」

 名大につくとすぐにCTを取り、持続点滴の血管を取りますが、もともと血管が細く、血圧が低く、浮腫があるため、研修医の先生が入れ替わり立ち代わり、血管を取ろうとしますが取れず、エコーをつかいながらようやく太くて長い点滴のルートを取りました。「紫斑だらけ 持続点滴 ルート取り」毎日の血液採取だけでも大変でした。

 ICUでは絶対安静で、ベッドから全く動けませんので、床ずれを防ぐ運動や、大小の世話も全て看護師の人にやっていただきます。最初は、恥ずかしかったのが、だんだん慣れてきます。「ICU 時が定まぬ 年の夜の」「ICU 金属音が 子守歌」

 携帯やパソコンは持ち込み禁止ですので、代務のお願いや、振り込みなど、全て家族を通して行いました。本来は面会は週1回ですが、仕事の指示のため特別に毎日、許可していただきました。

 一般病棟に移ると、歩きたくてしょうがないのですが、「安静に 歩きたいのに 脈が飛ぶ」お腹はすくのですが「病院食 喉を通らぬ まずさかな」、最初減塩食でしたが、普通食に代わっても、美味しくないです。ご飯の量だけ多くて残しました。

 子供は院内には入れないので、「面会は 二十歳以上と 孫会えず」12Fの病室から鶴舞公園で遊ぶ孫と犬の姿が小さく見えますが、6週間全く会えませんでした。「年の暮れ いとおし孫が 窓外に」、退院がいつになるかわからないので、病室で年賀状を書きましたが、「悠々と 急ぐ師走に、賀状書く」「賀状書く 横で血圧 検温も」

 部屋は南側で外は寒いのに、温室のようでした。点滴がとれるまで「温室で 針と繋がる 娑婆の声」こんな感じでした。

 退院が決まった後、インフルエンザAに罹患し「インフルや 娑婆が遠のく 寝床かな」でしたが、予定どうり12月28日に退院できました。

 退院後「団欒が、うれし涙の 退院後」「娑婆に出て、笑顔と涙の団欒が」

 

 日本の医療は保険診療です。保険は1点10円で計算され、3割の場合患者さんが3円支払、国保、健保が残りの7円を2か月後に医療機関に支払います。しかも、請求どうり支払われるわけではなく、審査委員やコンピュータの審査で、はじかれると支払われません。

 今、インフレで何でも高くなっています。白内障手術や硝子体手術で使用するあらゆるものが10%~20%続々と値上がりしています。眼内レンズの値段も上がります。ただ、保険点数は下げられる一方で上がりません。これでは、高度な医療をすればするほど、赤字になります。

 診療に必要な物品の値段が上がっても、保険診療は値段を上げることができません。病院やクリニックが赤字になっているのは、2年に一度の診療報酬改定でも、保険点数が逆に下げられているということが最大の問題です。消費税の増加や物価の上昇に全く追いついていません。

 また、医療は消費税なしになっていますが、医療機関が購入するものすべてに消費税はかかります。その消費税は普通は消費者に転嫁されて消費者が支払うのですが、保険診療では、患者さんは消費税は払いませんので、全て医療機関が購入した消費税を負担しなくてはなりません。我々は保険診療も消費税をかける。あるいは0%消費税にしてくれと言っているのですが、全くそのようにしていただけません。今後消費税が、15%、20%になったら、医療機関は保険診療をやめなくてはならなくなります。

 では、自費診療をすればよいかというと、これも難しいです。自費診療だと100%患者様が負担するので、現在の3倍以上の支払いになります。そうすると、医療機関に受診できなくなる人がでてきます。特殊な医療のみ混合診療を認めてくれればよいのですが、現在は100%保険か100%自費かどちらかの選択になります。是非、ここは、混合診療を認めてもらって、新しい技術や、薬が使いやすくすることが必要と思います。

モンシュシュに可愛い、別けられるお雛様のロールケーキがあるのをみつけ、買いました。

今年も、お内裏様とお雛様だけを飾り、娘と孫二人と一緒にお祝いしました。

 昨年の12月28日名古屋大学循環器内科を退院しました。

 名古屋セントラル病院、名大病院に6週間入院し、退院できたときには、本当に嬉しかったですし、セントラルアイクリニックのことが非常に心配でした。

 一人開業医は、自分自身が倒れたら、どうしようもありません。自慢ではありませんが、医者になってから45年、大学入局いらい、勤務医、開業後も43年間、休んだことはありませんでした。(熱がでたり体調が悪いのは正月休みなど)

 昨年、胃潰瘍による貧血で3回入院した時も、月曜の代務3回だけで、お盆休みでの手術(ステント手術)と日、月(代務)、火曜(休診日)の入院で乗り切れました。

 今回、最初2週間の入院といわれ、2週間の代務の手配を整えたうえ入院しましたが、入院後症状が悪化、急遽ICUに変更となり、携帯もパソコンも使えなくなり、その後の代務のお願いができない状況になり、焦りました。

 見舞いの家族に毎日のように、手配や業者への支払い、スタッフの給与、ボーナスの入金など、本当に、家族やスタッフには、迷惑をかけました。

 また、当院で手術をしていただいている先生に、外来の応援をお願いし、愛知医大をはじめ、6施設から入れ替わり立ち代わり代務を出していただいて、何とか、休診なしで、6週間を過ごせました。代務の先生方には大変お世話になりました。

 また、患者様にも多大なご迷惑をおかけいたしました。皆さん、大変暖かく、日程違いで代務の先生が、来院されないときでも、長時間お待ちいただきましたが、どなたもお怒りにならず、お待ちいただけました。

 本当に、患者様にも、スタッフにも、諸先生にも感謝しております。ありがとうございました。

 お陰様で退院後はBNPは順調に低下し2/25には80を切りました。前回の1/3です。心エコ―での左心室の駆出率は、もう少しで正常値に届く42%と前回の20%から、倍増しました。不整脈もほとんど出ない状態で、安定しています。

 3ヶ月は半日しか働いてはいけませんよと言われていましたが、経過良好のため、3月から疲れなければという制限はありますが、1日働いて良いと、お許しがでました。

 遠くの旅行も許可されましたので、学会の参加も4月から再開します。食事や体重の制限ももなくなり、主治医の先生も驚く回復です。

 夜間就寝時水素吸入(6~8時間)の賜物と思っています。

 気がかりはβブロッカーの内服により、血圧(100/50mmHg)が下がり眼血流が低下し、視神経乳頭周囲の網膜神経線維が薄くなり、NFBDができ、視野検査で暗点が計測され、正常眼圧緑内障(自分自身での判断)になったことです。

 もう少し、血圧を上げたいので、降圧剤を減らせないかとお願いしたのですが、まだ、心不全の治療で減らせない。

 心臓が回復すれば、血圧も上がるという説明で、βブロッカーの内服はさらに増えました。ただ、血圧(110/60mmHg)は少し上がってきているようです。

 私の2年前からのOCTAや緑内障OCT,視野のデータや血圧と眼圧や緑内障の関係、水素吸入で眼血流が増えるデータを渡し、主治医の先生に、

是非、名大で循環器と眼科で研究テーマになりますので、やってくださいとお願いしてきました。

 

 

 

 これまで、PF72を自宅で夜間吸入していましたが、EMI-1も試してみることにしました。

EMI-1は1分あたり1380ml(水素2:酸素1)、1080ml(水素2:酸素1)、780ml(水素2:酸素1)の3段階に調整でき、水素だけの吸入も可能です。

 夜間就寝時には1080mlにすると、非常に小さい音で、就寝時には、良好です。

 昼間1時間や2時間吸入するときには、1380ml/分にして、夜間就寝時は1080ml/分で水素だけにすれば、水素吸入量としては十分です。私は、水素の量が多ければ多い方が

良いとは思っていません。水素だけであれば250ml/分あれば十分と思っています。それは、これまで、250mlの水素吸入で呼気中水素濃度が1200mゃ860mlと同程度であることが、実証されていますし、眼血流も同様に増加しています。長時間吸入するにはET100では一晩持ちません。PF72でも8~9時間でタンク内の精製水がなくなります。ですからタンク内に入る精製水の量も大事です。

 EMI-1は1000ml入るので、1380ml分で8時間吸入で2日、1080mlなら3日使えます。

 これまでの機種が500mlしか入らなかったので、毎日精製水をいれなくてはいけなかったことを考えると楽です。

 30分吸入前後のハイドライザーによる呼気中の水素濃度は、ET100と同じレベルです。

 OCTAによる眼血流に関しては現在、クリニックでデータをとっています。

 

 

以前(2023年)、胃潰瘍による貧血で、体調が悪化し、血圧が低い時の眼血流をOCTAでお示しし、その後、輸血により、体調。血圧ともに回復し、眼血流も回復しました。

しかし、心不全により、入院し、心臓への負担を減らすため、βブロッカーをはじめとする降圧剤3種類を使用することにより、血圧は90~100/50~60mmHgに保たれ、心室性期外収縮も減りましたが、眼血流はどうなっているだろうと思い、私のクリニック(セントラルアイクリニック)でOCTAを再度撮ってみると、やはり眼血流が悪くなっている部分があり、NFBDも増加しています。

やはり、もう少し血圧を上げたいのですが、心不全の治療として、血圧を下げているのであり、難しいところです。次回の診察で主治医の先生と相談してみるつもりです。

 

 昨日、高島屋で買い物をしていると、美味しそうないりこの煎餅を戴いた。美味しいし、骨粗しょう症にもいいし、孫のおやつにもいいなと思っていると、いりこの説明をしてもらいました。良い炒り子を選ぶ目安のひとつは背側が盛り上がった「く」の字に曲がっているものが鮮度の良い魚を加工した目印だそうです。

 出しをとるには、瓶に入れた水の中に大羽のいりこを2から3匹入れて一晩おくと、上品なだしが出るということで、やってみると、みそ汁の美味しいこと、まさに料亭の味です。瀬戸内海のひうち灘にある伊吹島は江戸時代から続くいりこの産地で、片口イワシの漁場として遠浅で海流が穏やかなため、骨や身が柔らかい片口イワシが育つそうです。

本当に上品な味でびっくりしました。