<巨大犬小屋や巨大椅子等>
前回、「四国の身近なアート5選」を投稿したので、今度は「山陽の身近なアート5選」を東から簡単に紹介して行きたい。尚、4ヶ所は過去、投稿済み。
(1)白鳥城(姫路市・太陽公園)
以前、兵庫県姫路市の太陽公園内、石のエリアは紹介したが、城のエリアにある白鳥城は、ヨーロッパに現存する城を3分の2サイズで再現した本格的なもの。
城内各階各部屋は、記念写真や自撮り用のスポットとなっているが、トリックアートの部屋では、天使になれる写真が撮れる作品もある。また、アイドルのミュージック・ビデオに出てくるような、全てが白一色の部屋もある。
アートではないが、マントや冠を被り、王様となって記念撮影できる部屋もある。→公式サイト
(2) ローマの丘 (瀬戸内市・牛窓オリーブ園)
「日本のエーゲ海」岡山県瀬戸内市の牛窓にある「牛窓オリーブ園」は、オリーブの栽培と関連商品を販売する施設のある公園だが、アート作品的なものもある。ここは実写版映画「魔女の宅急便」のロケ地の一つ。
屋上が展望台になっているオリーブショップの側には、「幸福の鐘」やピンクのポスト等があるが、巨大な「人」という字に見えるオブジェは、「助け合い」を表現しているように見える。
尚、この上の広場や前述の展望台からは、STU48の「瀬戸内の声」のミュージック・ビデオで有名になった「岡山のエンジェルロード」こと、「黒島ヴィーナスロード」が遠望できる。
園内で一番アート的なのは、「ローマの丘」。ここには昭和20年6月29日の岡山大空襲で被災した三井銀行岡山支店の柱等が移設されているのだが、各柱や遺物の配置と、その佇まいからアートを感じ、ギリシャ神殿を彷彿させる。周囲の自然と調和しているため、幻想的な記念写真を撮ることができる。→公式サイト
(3)「犬島の島犬」等(岡山市・犬島)
「犬島精錬所美術館」を擁する犬島は瀬戸内国際芸術祭の会場の一つで、見学が有料・無料のアート作品が点在する。但し、美術館や有料のアート作品、説明板のある無料のアート作品は殆ど撮影禁止。
そんな中、以前紹介した、実際の家を犬小屋に見立てた巨大な「犬島の島犬」と、「石職人の家跡」に造られた「太古の声を聴くように、昨日の声を聴く」は撮影可。
また、犬島精錬所跡は実写版映画「鉄人28号」のロケ地でもある。→公式サイト
(4)未来心の丘(尾道市・耕三寺)
全国放送のテレビ番組でも取り上げられた有名な施設。以前紹介したが、境内に全国の有名な寺社を再現・建築している耕三寺の裏にある未来心の丘は、5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園。
世界的彫刻家、 杭谷一東氏が、自身のアトリエがあるイタリア・カッラーラで大理石を採掘し、コンテナ船で運んできて造営した。
天辺に建つ「光明の塔」は、西に沈む夕日に合掌する様子を表現した作品だが、夕方ではない時間帯の太陽でも塔の中に納めることができる。→公式サイト
(5) 学びの椅子(周南市・三丘ゆめ広場)
これも以前紹介した、高さ4mの巨大な木製の椅子。以前投稿した「でいだらぼっちの座る椅子」よりは小さいが、前回の「大きなイス」よりは大きく、上ることもできる。
隣には天空のブランコ的ブランコや、天使になれる椅子もある。入場・駐車場共無料。→紹介サイト
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