オカダが鷹木の術中にハマって完敗!KENTAはジュースに逆転勝利で因縁の鈴木戦へ


3月6日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2021」東京・大田区総合体育館 1410人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
ジェイ・ホワイト チェーズ・オーエンズ 〇石森太二(9分38秒 片エビ固め)デビット・フィンレー トーア・ヘナーレ ×上村優也
※ブラディークロス

<第2試合 20分1本勝負>
グレート・O・カーン ウィル・オスプレイ 〇ジェフ・コブ(10分55秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA ×BUSHI
※ツアー・オブ・ジ・アイランド

<第3試合 『NEW JAPAN CUP 2021』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇鈴木みのる(14分54秒 体固め)×本間朋晃
※ゴッチ式パイルドライバー

<第4試合 『NEW JAPAN CUP 2021』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇KENTA(17分17秒 GAME OVER)×ジュース・ロビンソン

<第5試合 『NEW JAPAN CUP 2021』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇鷹木信悟(23分58秒 片エビ固め)×オカダ・カズチカ
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン

『NEW JAPAN CUP 2021』大田区大会ではトーナメント1回戦としてオカダvs鷹木が実現、両者の対決は昨年10月10日、大阪で行われた「G1 CLIMAX30」の公式戦で対戦しており、オカダがマネークリップで勝利を収めた。オカダは2・27大阪城ホール大会では腰を負傷しており、3・4武道館では腰にテーピングが貼られていたが、鷹木戦ではテーピングを貼らずに登場した。
ロックアップからオカダが押し込んでブレークも鷹木がエルボーからハンマーを浴びせて足蹴で挑発も。オカダはエルボーの連打、ヘッドロックからぶつかり合い、オカダがレッグシザースからエルボードロップと反撃する。
オカダは鷹木の首筋へエルボーの連打からネックブリーカー、フェースロックと首攻めで先手を奪い、首投げからサイドへのスライディングキックで鷹木は場外へ逃れるが、鷹木はオカダを場外へ引きずり出すがオカダが鉄柵に叩きつけ、エプロンを使ってDDT狙いは逃れた鷹木は鉄柵やエプロンの角にオカダの腰を叩きつけ、エプロンへギロチンホイップからDDTで突き刺す。
流れを変えた鷹木がロープ越しでストンピング、腰へのエルボー、キチンシンクからショルダータックル、ブレーンバスターと敢えてオカダの腰にダメージを与える技を繰り出し、鷹木はスリーパーで捕獲し、逃れたオカダにダブルチョップを浴びせ、崩れるオカダに鷹木は「レインメーカーを出してみろ」と挑発する。
オカダのエルボーの連打も鷹木は一撃で返して熨斗紙狙いはオカダが逃れ、突進する鷹木にビックブーツ、エルボーの連打からエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDTと自身のペースへと戻す。
オカダは鷹木をコーナーにセットし下からのドロップキック狙いは、鷹木が阻止してエルボー、ナックル、龍魂ラリアットと畳みかけ、起き上がり小法師式龍魂ラリアットを浴びせると、背面ダイビングエルボードロップから、レインメーカー式パンピングボンバーを予告して狙う。
オカダが阻止してエルボースマッシュも、鷹木が後頭部にパンピングボンバーから突進するが、オカダがフラップジャックで叩きつけ、エルボーのラリーから鷹木が連打、読み合いから鷹木が串刺しパンピングボンバーも、パンピングボンバー狙いはオカダが避けてマネークリップを狙ったが、逃れた鷹木は熨斗紙を決める。
鷹木はパンピングボンバーを狙いに突進するが、オカダはドロップキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺すとマネークリップで捕らえるが鷹木はロープに逃れるも、オカダは腰を押さえ出す。

それでもオカダはボディースラムからダイビングエルボードロップ狙いにコーナーへ昇るが、鷹木が追いかけてトップコーナーから雪崩式ブレーンバスターを敢行し、スライディングパンピングボンバーからパンピングボンバーは避けたオカダが逆さ押さえ込みからラリアット狙いも、切り返した鷹木はMADE IN JAPANを決める。

鷹木はショートレンジパンピングボンバー、左右エルボーからパンピングボンバーを狙ったが、切り返したオカダがドロップキックを命中させる。

オカダは鷹木に足蹴してからジョンウーを発射も、受けきった鷹木がパンピングボンバーを炸裂させるが、オカダは受けきってショートレンジラリアットからローリングラリアットを狙うと、カマイタチで迎撃した鷹木がレインメーカー式パンピングボンバーを炸裂させ、パンピングボンバーからラスト・オブ・ドラゴン狙いは逃れたオカダはエビ固めで丸め込んだが、キックアウトした鷹木は藤波辰爾譲りのドラゴンバックブリーカーからパンピングボンバーを炸裂させ、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン狙いはオカダが逃れてレインメーカーを狙うと、避けた鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントで勝利収め、2回戦に進出した。

試合後の鷹木はオカダを真似て「ああスッキリした!」とアピールすると、「優勝候補筆頭に勝ったんだぜ! 俺には聞こえるよ。鷹木信悟、待望論がよ!、優勝というテッペンを目指して、龍のごとく駆け上っていくぞ!」とアピールして大会を締めくくった。
勝因はオカダの腰が充分でなかったのもあったと思う。ただ試合前から鷹木がレインメーカーを意識させる発言や、また試合中にもレインメーカー式パンピングボンバーを決め、オカダは1・4ドームでのオスプレイ戦や2・27大阪城でのEVIL戦でもマネークリップが決め手にならないとレインメーカーを放っていったことから、鷹木もマネークリップだけはしっかり耐えてレインメーカーを仕掛けざる得ない状況にまで追い込んでいった。そういった意味ではオカダは鷹木の術中にハマってしまったことで完敗を喫してしまった。オカダもNJCは1回戦で脱落となったが、IWGP世界ヘビー級王座奪取までは、まだ機が熟していないということか…

セミファイナルではKENTAがジュースと対戦、本来なら1・4東京ドームでIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦をかけて対戦する予定だったが、ジュースが左目眼窩底骨折で欠場となり実現せず、『NEW JAPAN CUP 2021』1回戦で実現となった。
KENTAはジュースのカーリーヘアーを引っ張りヘッドロックで捕らえてぶつかり合いも、KENTAがヘッドロックで捕らえたところでジュースがバックドロップで投げるとセントーンを投下し、ジャブ、逆水平から串刺しラリアットと繰り出すが、キャノンボール狙いはKENTAが場外へ逃れて未遂になると、ジュースはKENTAはリングに引きずり上げようとしたが、KENTAが隠し持っていたゴングでジュースを殴打し、リングに戻ってKENTAがヘッドロックからジュースの左目を拳でグリグリとジュースの負傷していた左目を攻める。
場外戦を仕掛けたKENTAは鉄柵に叩きつけてから鉄柵の扉を使ってジュースの左目を攻め、リングに戻ってKENTAはナックルの連打、ヘッドロックパンチからロープを使ってサミング、ビックブーツからフェースロックと執拗に左目を攻めるが、KENTAの突進をジュースがスパインバスターで叩きつけると、串刺しはKENTAが迎撃したが、ジュースは構わず串刺しラリアットを連発してラリアット、ジャブの連打、ナックル狙いはKENTAがサミングで阻止もも、ジュースもサミングでやり返して頭突きを浴びせる。
ジュースの串刺しを狙ったが、KENTAが迎撃してスイング式スタンガン、ダイビングラリアットからGAME OVER狙いはジュースはロープに逃れ。ビックブーツの応酬もKENTAがジュースをエプロンへ追いやるとビックブーツで場外へ落とし、ジュースはナックル狙いをいなしたKENTAが本部席へショルダースルーで投げて、ナックルの連打から鉄柵越えのダイビングフットスタンプを狙いにKENTAがコーナーへ昇ったが、ジュースが阻止し、KENTAはエプロンからダイブもキャッチしたジュースがデスバレーボムで叩きつける。

リングに戻るとジュースはパワーボムからパルプフリクションを狙うが逃れたKENTAが丸め込み、ジュースは突進もキャッチしたKENTAが体を入れ替えてグリーンキラーで突き刺し、串刺しジャンピングキックから串刺し低空ドロップキックと畳みかけるが、ダイビングフットスタンプは避けたジュースはスピンキックを浴びせる。

ジュースはKENTAを起こそうとするがKENTAはGAME OVERを狙う。ジュースが逃れたプリンスズスロウンからパルプフリクションを狙うが、KENTAが切り返してgo2Sleepを狙いはジュースがキャッチして丸め込み、KENTAじゃ燕返しら掌底の連打を浴びせ、再度燕返しを狙うがキャッチしたジュースはナックルを浴びせ、パルプフリクションを狙うが切り返したKENTAがGAMEOVERで捕らえると、ジュース無念のギブアップとなって、KENTAが2回戦に進出する。

第3試合では鈴木と本間が対戦、本間が逆水平の連打から小こけしを狙うが自爆し、サイド狙っても回も自爆すると、鈴木は足蹴、殴りつけるようなエルボーを連打で浴びせ、本間の串刺しも迎撃するとロープ越しで腕十字、場外戦でも鉄柵に叩きつけてビンタ、エルボー、鉄柵を使ってキャメルクラッチ、ネックロックと鈴木が圧倒する。

リングに戻っても鈴木はネックロックからキャメルクラッチ、フェースロックへ移行して絞めあげ、グロッキーの本間に鈴木は「これで終わりか!」と足蹴で挑発、本間はエルボーの連打も、受け流した鈴木は殴りつけるようなエルボーを連発してPKを浴びせるが、倒れず受けきった本間は切り返しからDDTで、抵抗する鈴木に強引にバックドロップで投げて反撃する。
本間は逆水平の連打、串刺しエルボーからフェースクラッシャー、小こけしを命中させ、ラリアットは鈴木が避けて切り返しからビンタを浴びせ、ミドルキック、エルボーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが本間がリバースし、鈴木はミドルキックの連打も本間は正面から受けきり、殴りつけるようなエルボーも受けきった本間はビンタを浴びせると、カウンターのこけしロケットを炸裂させる。
本間はエルボーの連打も、今度は鈴木がノーガードで受けきると頭突きを浴びせると本間が崩れ、立った本間はエルボーの連打から雪崩式バックドロップ狙いは鈴木がネックロックで阻止して本間をエプロンへ落としたが、本間がエプロンからこけしアタックを浴びせると、ダイビングこけしロケット、変形のSTFで捕らえたが、未完成だったのか充分に決めきれず、本間はこけし落としを狙ったが鈴木がスリーパーで捕らえると、逃れた本間はラリアットを連発、受けきった鈴木がビンタも本間は倒れず、エルボーのラリーから鈴木が殴りつけるようなエルボーを連発し、本間はビンタで応戦も鈴木はエルボーで打ち返してスリーパーで一気に絞めあげる。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、本間はターメリッククラッチで丸め込むも、キックアウトした鈴木は殴りつけるようなエルボーからゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い2回戦に進出、本間も敗れはしたが欠場前のような動きを見せて大健闘だった。

これで3・16愛知で行われる2回戦では後藤vs鷹木、KENTAvs鈴木が実現するが、KENTAvs鈴木は2005年にNOAHマットで実現しており、この時は鈴木がスリーパーで絞め落として勝っている。16年ぶりの対戦となるKENTAvs鈴木はどういった試合となるのか…?



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