<日本語での情報が必要な方に伝えてください>
知りたいことがあれば、是非コメントでお聞きください。
できる限り信頼できる情報元で調べ、ご紹介していきます。
トロントより、おはようございます。
今日も午後には雷雨が通過するようで、不安定な天候です。
ちょっと蒸し暑い感じですが、まあ、体感40度よりはいいので文句は言えませんね。
週末はちょっと晴れ間も出て、屋外での活動を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。
新聞一面には、河でカヌーを楽しむ人の写真が大きく掲載されています。
こうした光景を見ると、自分も釣りに出かけようかなと思いますね。
紙面トップはこの記事です。
今日から、CampToという市運営の子供たちのサマーキャンプが始まります。
多くの子供が集まりますので、やはり検査は必須。その検査をどう行うかが取り上げられています。
プログラムでは、室内ではマスク着用、参加時間を指定し、毎日の健康チェック、そしてCOVID-19の症状が出た子供たちは、検査を受け陰性証明が発行されるまでキャンプへの復帰は認めないというルールを設定しています。
それでも感染のリスクはあるので、なかなか難しいでしょうね。
さらにキャンプ開始でもう一つの問題はスタッフ。
このキャンプには多くの季節契約のスタッフが必要となります。
しかし、開始にあたり、感染防御備品が十分でない、その使用方法の訓練がない、キャンプでは2メートルのフィジカルディスタンシングを取るのが不可能との懸念から、270名ほどのスタッフが仕事に復帰しないことを表明しているそうです。
これは労働者の権利ですので、無理強いができません。
市は、こうした点にも十分配慮してほしいと思います。
子供たちのことでは、9月からの学校再開が大きな問題です。
各教育委員会では、現在どのようなプランを州教育省に提出するか最終検討に入っているはずですが、新聞社が入手した情報がいくつか出ています。
トロントカソリック教育委員会TCDSBでは、週単位で登校対面授業と自宅でのオンライン授業を交互に行うことを計画するようです。
登校対面授業では、コアとなる数学、文章力、宗教、社会、科学を教え、フランス語、音楽などの科目はオンラインで教えるというカリキュラムだそうです。
オタワ・カールトン教育委員会では、2つのグループに分け、週2回の登校を計画、中日となる水曜日を学校施設消毒の日とする案を計画中とか。
教育委員会評議員や市議の中には、全員が登校し対面授業ができるようにすべきだとの意見を出している人もいます。
その理由は親の負担。
たしかに、働くご両親にとってみると、子供が学校に登校できないと誰か大人が家にいるか、保育所・学童などに預ける必要があります。
しかし、病院に勤務する写真のお母さんのように、在宅勤務ができない職種の場合、中途半端な登校制度は非常に頭の痛い問題です。
保育所・学童も全てが再開しているわけではなく、また人数制限を設けているために、そのスポットは圧倒的に不足。
学校再開、ビジネス再開も大切ですが、それに必要な環境整備を先に行わないとうまく機能しないように思います。
昨晩ご紹介したように、今日の午後、州政府はステージ3への移行計画を発表することになっています。
どのような内容になるのか非常に関心が高いですが、懸念はこのCOVID-19パンデミックがいつまで続くのかでしょう。
秋口には第二波、冬には第三波が来るということが言われており、長期戦が避けられないようです。
冬、南の方に避寒に行く人をSnowbirdsと言いますが、最近の調査では、今度の冬に南に避寒に行こうと思っている人はたった20%だそうです。
まあ、アメリカの現状を見れば、行こうとは思わないでしょうし、もし感染した場合の医療費や保険料を考えると、ますます足が遠のきますね。
トロント市内に新たに設置された50台のスピード違反取締カメラが稼働しています。
カメラに取られると超過スピードによって罰金が確定し、自動的に違反チケットが車の登録者に発行されますので、ご注意ください。
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