傷つけられた息子の顔 ~スイスの子供事件簿~ | おじょーず!Life☆in スイス

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スイス人ダンナ様(日本語ペラペラ&ちょっぴり乙女系)&2人の子供達とのスイスライフを綴って行きます♪

 

↑ダンナ様の好物・スイスのクルミの焼き菓子。美味しいですよ♪

↑バレンタインチョコにいかがでしょう。最近、毎日このスイスチョコを食べてます。ものすんごく美味しいです。

 

昨日のお話の続き。

(事件発生はコチラ
 

それは、タマオが年下のクラスメイトから暴力行為を受けていると訴えがあった数週間後。

 

幼稚園から帰って来たタマオの顔に、朝、登園する時にはなかった傷が。

 

「お顔、怪我してるけどどうしたの?」

 

と聞くと、

 

 

「ハシムさんにやられた。。。」

 

!!

 

こんちきしょう!!クラスの連絡先一覧、持ってこーい!!

親に連絡したるわ!

 

母さん怒った!!

 

しかし。

顔の傷は。。。

 

 
わりと浅い

 

一旦冷静になると、トラブルを避けるため、直接親に連絡するよりも、まずは先生に連絡しないといけないですし、この程度の傷だったらワザとじゃない可能性もぬぐい切れません。

 

ダンナ様に相談すると、

 

「ハシムは謝った?」

 

とタマオに質問。

 

「うん、謝った。。。」

 

とタマオ。

 

「だったらよし!」

 

あんだって?!

 

 

こんちきしょう!ごめんで済むならポリスはno needや!!

 

しかし、夫婦で話し合った結果、しばらく様子を見ようということになりました。

 

何かあった時のために、傷の写真も証拠として撮っておくことに。

(それが上の傷の写真)

 

が。。。

 

「しばらく」もない数日後。

 

半べそをかきながら、幼稚園から帰って来たタマオ。

 

「ハシムさんにたくさん強く叩かれた」

 

とベソベソ。

 

これはもう我慢なりません!

 

「先生にタマオが泣いて帰ってきたことと、この前の顔の傷のこと連絡して!」

 

とダンナ様に指示。

・・・自分でしなよ!って話ですが。

 

気になる先生の返答は。。。

 

「分かりました。見ときます。」

 

こいつ。。。

今回のことを調査・指導しろや!

 

それに、「見ときます。」と言っても、絶対に

 

『柿を盗まれているところをじっと見ていた吉四六さん』

 

みたいに、ただ見てるだけなんやろ。

・・・先生も一人(&補助一人)で20人もの子供を見ているので、目が届かないこともあるのは分かりますが。

 

 

実際、その後もタマオは叩かれているようです。

 

タマオも反撃に出ているようなんですけど負けてしまう。。。

 

でも、これでタマオが会心の一撃を繰り出して、相手を怪我でもさせたら大変なことになります。

 

なので、

 

「最初からハシムの近くに行くな。来たら逃げろ。やられたら、先生の前で大泣きしなさい。」

 

と、弱腰かつセコいやり方を指南。

・・・間違っているかもしれませんが。

 

ハシムもドイツ語をうまく話せないがゆえ、手を出すことで遊ぼうとしているのかもしれません。

 

以前もそんな攻撃的なドイツ語を話せない外国人の子がいて、タマオが標的に。

 

タマオがやり返したら、なぜかその子の親から私が文句を言われるというイヤな目にも遭いました。

 

どこまで親が介入していいのか。

どのレベルから問題を訴えたらいいのか。

 

子供たちの問題なので、あまり大人が出ていくのも良くないとは分かっていますが。。。

 

こうやって子供たちも学んで成長していくんでしょうけれど、見ている親としては胸が痛いんです。

 

ペマタマが幼稚園や小学校から帰って来て玄関ドアを開けるたび、ドアの外に立っているペマタマの表情が晴れやかなのか、曇っているのかドキドキする毎日。

 

幼稚園の頃、男の子からいじめられ、痣だらけになって帰って来ていた私。

 

母も私と同じような気持ちで、毎日ドアを開けて私を迎え入れていたのかな。

 

人生、楽しいことばかりでないことは分かっていますが、子供たちには笑顔にあふれた日々を送ってほしいものです。

 

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