PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

第4次『精神医療』のバックナンバー

2021年08月07日 17時34分23秒 | 出版案内

精神医療編集委員の古屋です。

この場で、第4次『精神医療』最終号と第5次『精神医療』創刊号のご紹介をしましたが。

合わせて、第4次『精神医療』のバックナンバーの紹介もさせていただきます。

 

なお第4次『精神医療』については、もちろん今もネットを介して購入できますが。

ネット販売は運営会社の取り分が大きく、出版社の収益を圧迫しています。

(今は、アマゾンも日本にちゃんと税金を払うようになりましたけど)

発行元の批評社のホームページを見ると、過去の内容や在庫状況もわかります。

⇒ 批評社 : [雑誌]精神医療 (hihyosya.co.jp)

 

また、編集委員会の事務局に、直接注文・直接配送も可能です。

各号ともだいたい在庫は揃っていますので、以下の連絡先にご一報ください。

代金は、到着後に郵便振替用紙での後払いになります。

〒190-0022東京都立川市錦町3-1-33 

にしの木クリニック内「精神医療」編集委員会

メール:tachikawa-ss@nifty.com

 

※画像は第95号(特集:PSWの〈終焉〉)の表紙。

 いろいろ物議を醸したこの号は、雑誌としては異例の増刷となりました。

第4次『精神医療』第90号~99号総目次

各号定価1,870円(本体価格1,700円+税)

 

■第90号(2018年4月)

特集◉少年法改悪に反対する

木村一優+高岡 健[責任編集]

[巻頭言]少年は守られなければならない(木村一優)

[鼎談]少年法適用年齢引下げをめぐって (川村百合+芹沢俊介+[司会]高岡健)

成年年齢引き下げと少年司法(岩本朗)

児童精神医学の観点から「18歳問題」を考える(富田拓)

少年刑法犯の動向と少年法の改正論議――少年法の改正はいま必要なのか ?(土井隆義)

少年法適用年齢引き下げに関する一考察(山田麻紗子)

少年法適用年齢について考える――精神鑑定の経験から(木村一優)

少年法適用年齢をめぐる法的・刑事政策的問題 (武内謙治)

[コラム+連載+書評]

[視点―51]障害者の権利に関する条約の今(関口明彦)

[連載 異域の花咲くほとりに 6]妄想について(2)(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 3]神経症から不安障害へ――神経症の軽症うつ病への取り込み(1)(上野豪志)

[連載 2]精神現象論の展開(2)(森山公夫)

[コラム]「教える」ことのためらい(近田真美子)

[紹介]『ハイパーアクティブ:ADHD の歴史はどう動いたか』マシュー・スミス著、石坂好樹・花島綾子・村上晶郎訳[星和書店刊](高岡健)

[投稿] 発達障害における「グレーゾーン問題」に関する私見(石井卓)

[編集後記](高岡健)

 

■第91号(2018年7月)

特集◉働くことの意義と支援を問う

大塚淳子+古屋龍太[責任編集]

[巻頭言]真に多様な働き方が実現できる社会づくりに向けて(大塚淳子)

[座談会]働くことの意義と支援を問う――就労支援の商業化の中で(藤井克徳+平野方紹+大塚淳子+[司会]古屋龍太)

障害者就労支援制度における A 型事業の課題と可能性を考える(久保寺一男)

大量解雇問題から今、思うこと(多田伸志+武内陽子)

基本的人権と労働の権利の意義を問う(中村敏彦)

障害福祉サービスの就労支援と就労の意義(森克彦)

私たちは「誰のために」「何のための」支援をするのか(山本美紀子)

精神障害者の就労支援と精神医療の相互支援について――実際にどのような連携が可能か(西尾雅明)

[コラム+連載+書評]

[視点 52]生活保護引下げからこの国の姿を見る(永瀬恵美子)

[連載 異域の花咲くほとりに 7]人格障害について(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 4]神経症から不安障害へ――神経症の軽症うつ病への取り込み(2)(上野豪志)

[連載 3]精神現象論の展開(3)(森山公夫)

[コラム]今、高等学校で求められる支援(富島喜揮)

[書評]『社会的入院から地域へ――精神障害のある人々のピアサポート活動』加藤真規子著[現代書館刊](砂道大介+桑野祐次)

[紹介]『私たちの津久井やまゆり園事件――障害者とともに〈共生社会〉の明日へ』堀利和編著[社会評論社刊](高岡健)

[編集後記](古屋龍太)

 

■第92号(2018年10月)

特集◉拘束

阿保順子+中島 直[責任編集]

[巻頭言]拘束と医療(阿保順子)

[座談会]精神科病院における拘束(長谷川利夫、岡崎伸郎、阿保順子、[司会]中島直)

患者中心の精神医療をめざして(加藤真規子)

隔離・拘束を最小化するための 4つの視点(竹端寛)

拘束と実践(中島直)

高度急性期医療の場での抑制しない看護へのチャレンジ(小藤幹恵)

身体拘束を限りなくゼロに近づけるために――介護・福祉の視点から(石川秀也)

拘束――迷う判断と目標のあり方(有本慶子)

[コラム+連載+書評]

[視点 53]入院患者の権利を守るために、本当に必要なこと――日精協「アドボケーターガイドライン」のまやかしを越えて(原昌平)

[連載 異域の花咲くほとりに 8]精神療法と精神分析について(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 5]神経症から不安障害へ――当事者の視点から疾患概念を再考する(上野豪志)

[連載]精神現象論の展開 4(森山公夫)

[コラム]クライエントの希望に沿った支援を継続するために(知名純子)

[書評]『あたらしい狂気の歴史――精神病理の哲学』小泉義之著[青土社刊](浅野弘毅)

[紹介]『保安処分構想と医療観察法体制――日本精神保健福祉士協会の関わりをめぐっ

て』桶澤吉彦著[生活書院刊](高木俊介)

[編集後記](中島直)

 

■第93号(2019年1月)

特集◉拘束旧優性保護法と現代

高岡 健+犬飼直子+岡崎伸郎[責任編集]

[巻頭言]優生思想のゆくえ(高岡健)

旧優生保護法─―被害者が声を上げることが社会を変える力(新里宏二)

障害を持つ女性の立場から(安積遊歩)

優生保護法被害の謝罪と賠償、そして検証と再発防止について(桐原尚之)

優生思想と日本の精神医療(高岡健)

優生保護法から母体保護法への改正の経緯――法改正に至る背景と経過、そして今後の課題(朝日俊弘)

[インタビュー①]旧優生保護法と精神医療(岡田靖雄+[聞き手]太田順一郎)

[インタビュー②]旧優生保護法と社会(市野川容孝+[聞き手]犬飼直子)

[コラム+連載+書評]

[視点 54]国連恣意的拘禁作業部会への個人通報について(山本眞理)

[コラム]入院の痛みと日常的管理処遇(篠原由利子)

[連載 異域の花咲くほとりに 9]倫理について(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 6]神経症から不安障害へ――当事者の視点から疾患概念を再考する(上野豪志)

[連載]精神現象論の展開 5(森山公夫)

[書評]『永遠の道は曲りくねる』宮内勝典著[河出書房新社刊](阿保順子)

[特別集中連載 1]袴田巌さんの主治医になって(中島直)

[編集後記](岡崎伸郎)

 

■第94号(2019年4月)

特集◉措置入院

太田順一郎+中島 直+岡崎伸郎[責任編集]

[巻頭言]措置入院(太田順一郎)

[座談会]措置入院(平田豊明、中島直、大塚淳子、太田順一郎)

精神保健福祉法の医療基本法(仮称)への統合的解消と治療同意の意味(池原毅和)

措置入院者の退院後支援――医療機関の精神保健福祉士の立場で(澤野文彦)

新たな保安処分推進派イデオローグの誕生を論評する(富田三樹生)

措置入院制度の現状について(瀬戸秀文)

精神障害者の退院後支援について(田所淳子)

[コラム+連載+書評]

[視点 55]この国から看護が消滅してしまう――「特定行為に係る看護師の研修制度」がもたらすもの(東修)

[連載 異域の花咲くほとりに 10]インフォームド ・ コンセントについて(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 7]神経症から不安障害へ――当事者の視点から対処行動を自己治療として見直す(上野豪志)

[連載 6]精神現象論の展開 6(森山公夫)

[コラム]精神障害者の死に場所をめぐり思うこと(木村亜希子)

[紹介]『「当たり前」をひっくり返す―バザーリア・ニイリエ・フレイルが奏でた「革命」』竹端寛著[現代書館刊](大塚淳子)

[特別集中連載 2]袴田巌さんの主治医になって(中島直)

編集後記(中島直)

 

■第95号(2019,7)

特集◉ PSW の終焉─精神保健福祉士の現在

古屋龍太+西澤利明+大塚淳子[責任編集]

[巻頭言]PSW の〈終焉〉――精神保健福祉士はMHSW として未来を拓く ?(古屋龍太)

[座談会]精神保健福祉士の現在――ソーシャルワークの危機(大野和男+藤井達也+西澤利朗+相川章子+[司会]古屋龍太)

PSW の終焉と MHSW の到来――未完の社会的復権と、“social” の岐路(吉池毅志)

業務ではなく、ソーシャルワーク実践を!――業務指針への批判(井上牧子)

PSW が PSW でなくなる時(富島喜揮)

2017年改正法案に対する日本精神保健福祉士協会の関与の所為とその妥当性について(樋澤吉彦)

PSW の拠るべき価値を振り返る――見過ごされてきた社会のありようを問い続ける専門職として(鶴田啓洋)

PSW の新たなステージを前に(鈴木詩子)

PSW の価値――職業倫理とは何だったのか(桐原尚之)

精神保健福祉士は変革者になれるか(原昌平)

精神保健福祉士に期待する、社会正義を貫くソーシャルワーク専門職へ(小川忍)

[コラム+連載+書評]

[視点 56] 障害者雇用水増し問題を考える――その背景と今後の課題(増田一世)

[連載 異域の花咲くほとりに 11]家族について(菊池孝)

[連載 神経症への一視角 8]神経症から不安障害へ――統合失調症に対する隔離・拘禁の反照としての不安障害のスティグマ(上野豪志)

[連載 7]精神現象論の展開(7)(森山公夫)

[コラム]8年が経過した被災地で思うこと――普通に生活(作業)をすることが元気

につながる(香山明美)

[紹介]『急性期病院で実現した身体抑制のない看護―金沢大学附属病院で続く挑戦』小藤幹恵編[日本看護協会出版会刊](東修)

[特別集中連載 3]袴田巌さんの主治医になって[第 3回](中島直)

[編集後記](大塚淳子)

 

■第96号(2019年10月)

特集◉医療観察法~改めて中身を問う

中島 直+岡崎伸郎[責任編集]

[巻頭言] やはり、医療観察法は廃止するしかない(中島直)

[座談会] 医療観察法~改めて中身を問う(池原毅和 + 稲村義輝 + 中島直 +[司会]太田順一郎)

医療観察法と精神保健福祉法の根本問題 刑事手続と治療提供を再考する(吉岡隆一)

医療観察法再考――刑務所敷地内「指定入院医療機関」設置計画に寄せて(伊藤哲寛)

医療観察法をめぐる裁判所の判断(池田直樹)

医療観察法における「社会復帰」の意味について――『本法における医療』継続の担保措置としての『本法における医療』」の継続的提供状態としての「社会復帰」(樋澤吉彦)

協力医活動から見た医療観察制度の問題(大久保圭策)

医療観察法と人権をめぐる現場から(有我譲慶)

[コラム+連載+書評]

[視点 57] 再び個別精神科病院の情報公開を !――630調査変更後の状況(木村朋子)

[連載 異域の花咲くほとりに 12] 積み残した問題、姉歯先生の思い出そして異域の花(菊池孝)

[連載 8] 精神現象論の展開(8)(森山公夫)

[コラム]入院依頼を通じて感じる地域支援の質(新井山克徳)

[書評]『なぜ、日本の精神医療は暴走するのか』佐藤光展著[講談社刊](氏家靖浩)

[紹介]『急性期治療を再考する』統合失調症のひろば編集部編[日本評論社刊](高木俊介)

[特別集中連載 4] 袴田巌さんの主治医になって 最終回(中島直)

[編集後記](岡崎伸郎)

 

■第97号(2020年1月)

特集◉医療保護入院――制度の廃止に向けて

古屋龍太+太田順一郎[責任編集]

[巻頭言]医療保護入院の廃止に向けて――日本特有の強制入院制度を「やむを得ない」で終わらせないために(古屋龍太)

[座談会]医療保護入院をめぐって――矛盾の巣窟の強制入院制度(八尋光秀 + 竹端寛 + 太田順一郎 +[司会]古屋龍太)

医療保護入院問題の原点に立ち帰ること(岡崎伸郎)

医療保護入院制度廃止に向けた国連人権メカニズムを活用した当事者団体の取り組みについて(山田悠平)

医療保護入院制度を廃止しなければならない理由(姜文江)

医療保護入院制度を家族の立場から考える(岡田久実子)

権利擁護の視点から医療保護入院を再考する(西川健一)

諸外国における強制入院制度とわが国の医療保護入院――イギリス、韓国、台湾との比較を中心に(塩満卓)

精神衛生法下の同意入院と現行医療保護入院――ケア義務からの「解放」という論点(後藤基行)

[コラム+連載+書評]

[視点 58]精神病院は変わったのか――630調査から見える現代精神医療の構造的問題(生島直人 + 栗田篤志)

[コラム]支援者の名前――2020年代の現場に向けて(福冨律)

[連載 9]精神現象論の展開 9(森山公夫)

[短期集中連載 1]私たちは何をしてきたのか――イタリア精神病院廃絶運動と我が国の精神病院改革運動(富田三樹生)

[書評]『いかにして抹殺の〈思想〉は引き寄せられたか――相模原殺傷事件と戦争・優生思想・精神医学』高岡健著[ヘウレーカ刊](早苗麻子)

[投稿]ヘタレ医者 人生の後半戦で頑張る(星野征光)

[編集後記](太田順一郎)

 

■第98号(2020年4月)

特集◉漂流する精神看護――専門職としての精神看護師の存在理由

阿保順子+佐原美智子+近田真美子[責任編集]

[巻頭言]漂流する精神看護――専門職としての精神看護師の存在理由(阿保順子)

[座談会]精神看護の現場とはどこか、現場で看護師は必要か(永井優子+小林將元+大迫晋[司会]=近田真美子+佐原美智子+阿保順子)

精神科の専門性こそが問われている(稲村茂)

看護師の主体性と精神看護師のアイデンティティ――援助関係と感情活用(宮本眞巳)

精神科訪問看護に必要な看護の要素と看護師の存在意義(山本智之)

専門分化されてゆく看護――精神看護の専門性を考える(東修)

精神看護はどこへ向かうべきか、戻るべきか(那須典政)

[インタビュー]言いたい放題:精神看護者はどんな形で存在していくのか(柴田恭亮 +[聞き手]阿保順子+佐原美智子)

[コラム+連載+書評]

[視点 59]日精協が提案する「精神科医療安全士」や CVPPP は、精神科臨床における暴力の未然防止に効果は期待できない(岡田実)

[連載 9]精神現象論の展開 10(森山公夫)

[短期集中連載 2]私たちは何をしてきたのか――イタリア精神病院廃絶運動と我が国の精神病院改革運動(富田三樹生)

[コラム]その道を全うするために(池田朋広)

[書評]『精神障害のある人の就労定着支援――当事者の希望からうまれた技法』天野聖子著・多摩棕櫚亭協会編著 [中央法規](添田雅宏)

[投稿]旧優生保護法でのハンセン病への優生手術に関する岡田靖雄氏の言及に対する違和感(松浦武夫)

[編集後記](近田真美子)

 

■第99号(2020年7月)

特集◉精神医療改革運動・精神障害者当事者運動のバトンをつなぐ

高木俊介+古屋龍太[責任編集]

[巻頭言]バトンをつなぐために(高木俊介)

[座談会]精神医療改革運動・精神障害者当事者運動のバトンをつなぐ(尾上浩二+小田原孝+山本深雪+渡邊乾+竹端寛+古屋龍太+[司会]高木俊介)

当事者研究をあるべき場所に(熊谷晋一郎)

運動のバトンの細分化とその行方――後期近代、解放、不安 、ショッピングモールなどの観点から(渡邉琢)

変革と継承――精神障害者の当事者運動から見出せる活路(桐原尚之)

精神医療改革運動とバトンと精神科病院(中島直)

特別支援学校における性教育の今日的課題――知的障害児・者の性に着目して(門下祐子)

ソーシャルワーク復興への光芒を探る――「ソーシャルワーカー」のソーシャルワーカーとしての解放を目指して…(中島康晴)

[コラム+連載+書評]

[視点 60]障害者権利条約パラレルレポート(佐藤久夫)

[連載 11]精神現象論の展開 11(森山公夫)

[短期集中連載 3]私たちは何をしてきたのか――イタリア精神病院廃絶運動と我が国の精神病院改革運動(富田三樹生)

[コラム]左中間にて(熊谷彰人)

[書評]『精神医療のゆらぎとひらめき』横田泉著[日本評論社刊](駒田健一)

[紹介]『まずはケアの話から始めよう』山崎勢津子著[ゆみる出版刊](中越章乃)

[投稿]遺言能力の精神鑑定について(西山詮 + 窪田彰 + 一瀬邦弘)

[編集後記](古屋龍太)

 


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