昔、お兄さんだった人が、オネエさんになってた! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

寺山修司が亡くなってから40年あまりの歳月が流れていった。
彼は、劇団『天井桟敷』を主宰したり、数多くの問題となる著書も残している。
それらの中には、『書を捨てよ、町へ出よう』『ポケットに名言を』『不思議図書館』などがあるが、『家出のすすめ』などは著書のタイトルだけで顰蹙を買うようなものもあった。
言いたいことを口にするところから、メディアの寵児的存在でもあった。
「言い得て妙」というところもあり、”言葉の錬金術師”という異名もあった。
そんな彼の名言の一つに、
「名言集というのは言葉の貯金通帳なのね、と言った女の子がいる。
そうかもしれない」
現代短歌を思わせるような、”味な”名言とも言える。


彼は、1970年代、歯に衣を着せない物言いが一つの道を切り開いたようなところがあった。
それ以降のビートたけしなど、
毒舌を吐く人物が、マスコミを賑わすようになっていった。
思ったことを口にして人気となるのは、何と言っても”おネエキャラ”。
おすぎとピーコ、美川憲一、マツコ・デラックス。
こういった人物たちは、”おネエ言葉" で鋭いホンネを口にしてきた。

寺山修司の残した名(迷)言に、
「私の考えでは、ヘンシーンするのは仮面をつけた時ではない。
人はむしろ、仮面をつけたときには、安心して本当のことを言える」
とある。

この言葉の言わんとするところを解釈すると、
「おネエ」という仮面をつけると、本当のことが言えるのか?

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<了>