ドリアンといい勝負ですな。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

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「レシピ」という言葉は日常的な言葉となって久しい。
このレシピは、英語のRecipe から来たらしく料理法という意味で使われる。
この語源をさらに辿れば、ラテン語"Recipe(レキペ)" に行き着く。
これは処方箋の意味。
現代フランス語のRecette やイタリア語のRicetta は、どちらも、
料理法と薬の処方箋に意味を持っている。
この辺りから突き詰めていけば、西洋の考え方では、
食事そのものが薬であるという「医食同源」に至ることになる。

意外なことに、日本は、「薬」と「食」は、それほど同一と考えていなかったようである。
一般的に、日本料理は薬臭い料理を嫌い、淡白なものが多い。
素材そのものの香りを楽しんだりするが、
食事に強いニオイのする薬効の香辛料を使うことを好みはしなかった。
そのあたり、薬膳料理っぽい韓国料理とは違う一面がある。

一方、薬といえば、「万金丹(まんきんたん)」や「陀羅尼助(だらにすけ)」など
いかにも薬臭いニオイと味のものを好んで処方していた。
そして、薬と言えば薬草のニオイがふんだんにしたり、焦げ臭かったり、
「良薬口に苦し」などの言葉のように、
マズいほうが効くと思われているところがある。
青汁の「マズい。もう一杯!」というのもいかにも「効く!」ように感じさせる。

世界一臭い食べ物として有名なのはスウェーデンのSurströmming(シュールストレミング)。
これは ニシンを塩漬けし発酵させた保存食。

日本のスウェーデン大使館の自動販売機で売られている。

強烈な臭いのため、決して屋内では開けないことという但し書きがある。

こればかりは「クサい。もう一缶!」とはいかないだろう。

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<了>