kiseijyu

















2014年 日本

監督:山崎貴
脚本:古沢良太
出演:染谷将太(泉新一) 深津絵里(田宮良子) 浅野忠信(後藤) 橋本愛(村野里美) 余貴美子(新一ママ) 北村一輝(広川) 大森南朋(倉森) 東出昌大(島田秀雄) 国村隼(平間警部) ピエール瀧(三木) 新井浩文(浦上) ミギー(??平野綾??)


言わずと知れた名漫画「寄生獣」の映画実写化である。
これまでも邦画は、様々な原作を穢しては、ボロ雑巾の様に無下に消費してきたが、今回はどうだろうか?

いつもはキャストをこれほど記載しないのだが、既にネット上ではミスキャストを指摘する声が大きい。故に皆さんにも判断して頂こうと出来る限り載せてみた。

個人的には新一、里美、新一ママ、広川、平間警部(本当は警部補)辺りはまあまあ可もなく、不可もなくと言ったところに感じるが、肝心のキャラの濃い面々が非常に残念な様に思う。先述したが、既に散々言われている事なので、最小限にするが田宮良子、後藤、浦上はこのキャストは有り得ない。似せてもいない時点でオファーを受けるなと言いたい。浦上役の新井何某は坊主にしやがれ。

原作は筆者も好きで、何度も読んだ。
今更、何故実写化したのか?オフィシャルサイトでは全世界が待ち望んでいたなどと謳っているが、原作ファンの多くは多分誰も望んでなどいなかったと思う。デビルマン然りね。

今のところ、漫画の実写化で邦画が成功しているのは「テルマエ・ロマエ」だけではなかろうか?まあこれも上戸彩がいなければの注釈が付くが・・・・。

これも散々言われているが、CG技術も心配である。予告にあるバッツン系の造型はそもそも原作がデフォルメ感満載なので誤魔化しが効くと思うが、後藤が化け物化していく状態をキチンと描けるとは思えない。
不安だけが残る作品となりそうだ。



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