今年もはや1/3が過ぎ、5月に突入しました。3月末に開幕したプロ野球も序盤が経過。その中で予想以上に健闘しているのが北海道日本ハムファイターズです。

 

 

東京時代からずっと応援しているチームではありますが、もっか5年連続でBクラス、2年連続で最下位と長期低迷の状態。しかしながら新庄剛志政権3年目の今季は、ここまで貯金5とこれまでの苦労が少しずつ報われてきているように感じます。

 

ほとんどのゲームをスカパー!のプロ野球セットで観戦しているのですが、何といってもその活躍が光るのが投手陣です。河野、金村、田中正と後ろがしっかりしているのが大きいですね。金村は先発に再転向するでしょうから、8回を斎藤やマーフィー、北浦、杉浦あたりで賄えればというところです。

 

先発陣も安定。残留した加藤貴が苦しんでいるものの、FA加入の山崎が好調ですし、伊藤は期待通り。北山も結果を残しています。ネックである5・6番手は上原、根本、田中瑛が今一つですが、金村がここに加わり、月2~3試合の限定登板で育成出身の福島、ほかにもファームで好投している若手あたりで競えればいい感じになりそうです。

 

日程にゆとりがあった4月と違い、これから6連戦が増えてくるのでできるだけリリーフ陣に負担をかけないようにしてほしいですね。

 

守りが安定しているのも心強いです。特に内野陣は水野を筆頭に安定しており、昨季までのように守りで破綻することが少ないのもここまでの好結果につながっています。1点差ゲームはここまで7勝1敗。接戦での強さにも結び付いていますね。

 

昨秋のキャンプでエスコンでじっくり練習した成果が出ていると見ていいでしょう。捕手も田宮の成長が大きいです。ベテランの伏見も控えているので、ここは盤石と見ています。

 

攻撃陣は基本的に2番松本、3番万波、4番マルティネスで固定していますが、核であるマルティネスの勝負強さが目を引きますね。序盤は打撃不振に苦しんでいましたが、得点圏打率は4割強をマークしています。

 

また、成長株の田宮も隠れ首位打者と打撃好調をキープ。1番を任されることの多い郡司も勝負どころでしっかり打っています。あとは中軸の松本、万波が当たり出し、投手陣を助けてくれればというところです。

 

3年目を迎えた新庄監督も今季は勝負のシーズンと考えているのか、落ち着いて指揮をしていることがうかがえます。選手たちを信頼し、場面場面では選手個々の判断に任せられると踏んでいるのでしょう。

 

パ・リーグはソフトバンクが独走しそうな気配ですが、何とか食らいついて、リーグ、そしてプロ野球全体を盛り上げてほしいと思います。

 

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