現在・・・

台湾を統治しているのは、中華民国という共和制国家で、

中華人民共和国の共産党ではありませんが、刺激すれば、

台湾有事もあり得ると最近は緊張が高まっています。

 

ですが・・・

中国側は、台湾を中国の一部の台湾省だと主張していて、

中国統一の為には武力行使も排除しないと強気なわけで、

どこの誰が見ても中国は中国、台湾は台湾なのです。

 

まぁ・・・

政治の事はわかりませんが、表向きは中国に合わせて、

アメリカも日本も台湾を国家として認めていないわけで、

国連から追放し、台湾大使館を置いてないのです。

 

ところが・・・

全て表向きだけなわけで、中国のメンツに対する茶番で、

アメリカも日本も台湾を独立した国家として認めていて、

大使館はありませんが、領事館はあるわけです。

 

また・・・

40年前に初めて台湾に旅行した際は、中国よりむしろ、

我々の日本に近い国だと私自身は感じたわけで、当時は、

台湾人に対して普通に日本語が通じた時代でした。

 

いや~・・・

正に波乱に満ちた国家なわけで、日本の敗戦によって、

台湾島と澎湖諸島の日本における統治が終り、両島が、

中華民国の統治下に編入されたのが1945年です。

 

これを・・・

中国語で「台湾光復」(タイワングォンフゥ)と言いますが、

それ以前に中国から台湾に移り住んでいた人が本省人で、

「台湾光復」以降に台湾に移り住んで来た人が外省人で、

本省人と外省人の対立は「前編」で書きました。

 

そして・・・

省籍矛盾(人口割合と権力配分の矛盾)の問題があって、

「228事件」「中壢事件」「美麗島事件」の衝突を経て、

蒋経国が1970年代末に民主化を進めると、省籍矛盾に、

風穴を開けようとする動きが活発化したわけです。

 

その後・・・

1990年に総統に就任した李登輝が民主化を加速させると、

省籍矛盾は徐々に解消され、戦後50年以上経過する中で、

本省人と外省人の結婚も進んで、外省人であるけれども、

台湾生まれの戦後世代が社会の中心を占めたわけです。

 

そのように・・・

本省人と外省人の区別は台湾に移住してきた時期の差で、

時期の早いや遅いを問わずに、台湾に渡ってきた人達を、

「新台湾人」とする考えが、戦後世代を中心に支持され、

多くの共感が寄せられて現在に至っているわけです。

 

という事で・・・

このような平和的な考え方や、統治していた日本に対する、

友好的で優しい態度は、大らかな南国気質から来ていて、

それが台湾の大きな魅力の一つだと思うわけです。

 

いや~・・・

同じような歴史を辿っていても、昔の出来事を掘り返し、

徹底的に攻撃してくる国もあるわけで、その違いは何?

気候が対照的だから!ぐらいしか思い浮かばないわけで、

気候が人の気質を左右するというのは確実です。

 

そんなこんなで・・・

話しを元に戻しますが、3年ぶりの台湾の〆の観光地は、「龍山寺」(ロンサンスー)だったのですが、このお寺は、

台北で最も古いお寺で、台湾を代表する観光地です。

 

写真は、台北で最も古いお寺「龍山寺」の正門です。

 

写真は、「龍山寺」の御本堂様です。

 

更に・・・

代表的なパワースポットですが、観光客ばかりじゃなく、

現地の人も赤い木札を地面に投げて熱心にお参りしていて、

生活に根付いた現地の人々の信仰心を感じるのです。

 

そこが・・・

「龍山寺」の魅力の一つで、私もパワーを頂いたわけで、

商売繫盛と家内安全、健康運向上と金運向上を祈願して、

「3年ぶりの台湾出張」を〆たいと思うわけです!

 

写真は、「龍山寺」で購入した金運向上のお守りです。

 

お札と干支のうさぎとアマビエと一緒に祀っています!

 

最後に・・・

永久的な台湾と日本の友好、台湾海峡の平和と安定を願い、

「3年ぶりの台湾出張」を終了させて頂きたいと思います!

 

託您們的福,我們的公司馬上就要15周年!謝謝!!

 


建設・不動産ランキング