2022年09月17日 07:30

流儀<流派性> 5

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吉永隆山篆刻教室 リーフレット
吉永隆山篆刻教室

流儀という言葉を辞書で引くと「技術・芸能などで、その人や流派に伝わっている手法・様式」と出てくる。書道でも篆刻でもこの流儀みたいなことは多い。

したがって、この流儀を受容、学習する姿勢が無いと上達は難しい。そして、この流儀の範疇での独自性、個性の発揮という発展となるのだろう。

初心者の段階から流儀を超越した独自性を発揮する人も居るが、これは「自己流」という流派に属することになってしまう。属する流派に限らず、他流派からも評価されないことになる。まあ、スーパー才能があるならば別であるが、概ね最初は師匠の流儀(コピーかな?)から出発している。もちろん古典学習方法にも流派性はある。

私の門人指導経験からすると、この「自己流」に陥り易い方には特徴がある。用語だ。例えば「白文、朱文」、これを「白印、朱印」と言い、訂正しても、時間が経つと又同じことを言う人がいる。まあ、何となく伝わるのだが50年篆刻やってきた人間には違和感がかなり大きい……………「自己流」を直すのは難しい。

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