No.850 経験したことのない大雪に見舞われています!(その2) | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、こんにちは。

せるげれんです。

 

 

大変です!!

 

 

前回ちょうぶちょうが第一報をお伝えしましたが、ホルチンは11月に入って、初雪がいきなり大雪になり、雪害に見舞われています。

 

ホルチンは、年間約400mmの降雨の8割が夏の雨季に集中するので、乾季の冬に雪はほとんど降りません。降ってもうっすら積もる程度なので、こんなに降ることは私も初体験ですし、年配の人に聞いても記憶にないそうです。

 

 

 

 

(日本の東北や方区の豪雪地帯みたいだね。。)

 

 

スタッフのさっちゅさんが住んでいるバオルン村では、牛舎が雪の重みで潰れ、被害が出ていると連絡がありました。

 

 

農村部の畜舎は、雨季(夏場)の雨が凌げる程度の簡単な造りなので、一晩で50cmも積もってしまえば、重みに耐えきれずに屋根がつぶれてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンヂカでも、カンヂカ駅から西に約300mの自由市場、肉や野菜の店が並び、庶民の台所である「北市場」のかまぼこ状のドーム屋根が崩落し、めちゃめちゃになっています。

 

 

 

 

 

 

市場の営業時間前でケガ人が一人も出なかったのが幸いでした。

 

 

 

 

政府もトラックブルドーザーを複数台準備し、道路の除雪を始めました。専用の除雪車はありませんが、食料などの生活必需品の流通が止まると市民生活に影響が出るため、国道など幹線道路やカンヂカ市街の道路の除雪に力を入れているようです。

 

 

 

 

でも、農村部では人力で雪かきをしないとなりません。最低でも人が通れる幅の道をつけないと、家で孤立してしまいます。3日間降り続いた雪もようやくやみ、みんな復旧作業に大忙しです。

 

その後、約1週間ほど経過してようやく除雪も進み、交通の麻痺などはほぼなくなりましたが、まだ街も村も雪に覆われて真っ白です。今後気温がますます下がり、最高気温も氷点下を下回るので、ずっと雪が残ってしまうのか心配です。

 

 

(つづく)

 

 

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