台湾の女優が中国での映画上映の条件として「台湾は中国の一部」とする文書にサインさせられる
台湾人女優 Wu Mu-hsuen が「台湾は中国の一部である」とする文書にサインさせられた。サインをしなければ彼女の最新の映画の上映が認められないためだ。
Wu は、最新のインターネットドラマ "Hey! Come a bit closer"を昨年中国で撮影した。その後、映画スタッフから、「台湾は中国の一部」という文書にサインしなければ、ドラマは放送されないと告げられた。Wu のエージェント Chen Hsiao-chih が台湾メディアに明かした。
Chen Hsiao-chih によると、台湾人アーティストが中国で仕事をする場合、このようなことは日常茶飯事だという。「台湾は中国の一部」という合意書にサインさせられた台湾スターは多数いるという。
今回の件で、中国の台湾に対する「ソフトパワー」の懸念が高まっている。
【亀田浩史訳】