続・鳴いてホトトギス。
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バーベキューwithチャラ男(その5)

つづきだお。




9月初旬の清々しく晴れた空の下。


きらきら光る川の浅瀬で、

本日初めて広末と二人きりのような状況に。

連絡取ってなかった間のこととか、ぽつりぽつりと話し出しました。



広末「来週のバスケ部でやるキャンプ、なんで来れないんですか?」

ぽぽ「予定が入るかもしれんから、空けておきたいねん…。」

広末「デートですか?だれと?」

ぽぽ「さあ…(笑)ふふふ」


次の週末、バスケ部の更に後輩らが企画するキャンプがあるらしくて広末らにしつこく誘われてたんですが、その週末はあっきーに誘われるかもしれないと思ってわざと空けてありました。


けど、未だにあっきーから連絡は来ず。


なんで今連絡が来なくなるんだよ。

前好きだったチャラ男にこんなにちょっかい出されてて、


今、


連絡くれないと私ほんとにやばいんだけど…。




広末「ぽぽさん、これあげる。」


ぽぽ「なに?」


広末と会うと毎回あるこのくだり。

渡されたのは川の中に落ちていた青いきれいな色をした石でした。


広末「それ、ぽぽさんの爪みたいちゃう?」

ぽぽ「わぁ、ほんまや(笑)」


今日広末に会うからって一週間前から頑張って塗ったペディキュアのことでした。

ペディキュアなんて人生で1、2回しかやったことないのに、何度も失敗しながら頑張って塗りました。

だからさっき「きれい」って褒めてくれた時、すごくうれしかった。



きゅん


捨てられなくて、そのまま石はポケットの中へ…




なんか、意地張ってたわけじゃないけど、

ツンツンするのもSキャラ演じるのももうめんどくさくなってきて、

この時に完全に崩れちゃいました。



やっぱ広末と話すのは楽しい。


二人のあいだに甘~い空気をつくるのがうまいんです。

私はこれにほんとに弱い。



いつもついついそれに酔ってしまいそうになる……





が、


この空気が突然破られた。







「痛っ!!!」




「え、どうしたん!?」


がっちゃん「ごめん…!!まさか当たるとは思わんくて!!!」



一瞬何が起こったのかと思ったけど、

どうやらがっちゃんが投げた石が広末の頭を直撃したらしい(笑)


がっちゃん「え、まじでごめん!;ちょっと近くに落とすだけのつもりやってんけど…

もしずっと痛んだり吐き気とかするようやったらすぐ病院行ってな?;」

広末「いやいや、大丈夫ですけどね^^;びっくりしたわ~」




私はこの時、会話が中断されちゃって正直ちょっとがっかりしてたんだけど、


後日がっちゃんから、

私にちょっかい出してる広末くんに腹が立ってわざとやったってことを聞きました(笑)


わざと空気を破ってくれたわけです。

それ聞いてすごく嬉しかった。

いい友達をもったなー!って。






つづく。




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