にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村

 

 

こちらも参加していますのでよろしくお願いします。

 

 ↓      ↓

人気ブログランキングへ

 

 

 翌日になった。聞き取り当日に社長の板垣と施設長の吉田が虐待者と被虐待者双方に事情の聞き取りを行い、その情報はミーティングで直ちに全員の職員やボランティアさんに情報共有が行われた。したがって安田支援員も聞き取りをされているほか、このミーティングにも参加しているので安田支援員自身は虐待の嫌疑がかけられていることは当然分かっているという前提である。

 

 次の日は社長の板垣はたまたま外出していたので、前回約束していた加害者側との聞き取りができなかった。

 

 私はこの日は就労移行支援と就労継続支援B型合同で作業する部屋で作業していた。そこに安田支援員が入ってきた。私を話題に参加させない行為が13回続いていることが申告されていることを安田支援員も当然知っているという前提である。

 

 私はこの日は安田が来たときには声をかけられない限り黙っていることを決めていた。話を黙って聞いていると安田は若い就労移行支援のメンバーを相手に、

 

「自分自身のことをよく知りなさい」

 

とのたまう。私はこの言葉、そっくりそのままのしつけて返したいと思った。こんなにはらわたが煮えくりかえるようなことは久しぶりである。それだけではない。結局この日もあれだけ私が虐待だと言っているにもかかわらず、私だけには声ひとつかけず部屋を後にした。これにボランティアさんが私の顔が一気に険しくなったのを確認したので、私を部屋の外に呼び出した。私は、

 

「私に声もかけない行為が13回も行われて虐待だとまで言われているのに、何も変わっていないじゃないですか」

 

と怒りは収まらない。ボランティアさんは何とか私を落ち着かせようとするが、

 

「こんな状態がこれからも続くのであればもう来ません!」

 

と宣言した。ボランティアさんもこれには困り、

 

「てつさんさんには来てほしいですけど…。一度吉田さんと話しましょうか」

 

と言い施設長の吉田のいる部屋に行くことになった。吉田にはボランティアさんが事情を話した。私は吉田にもこのような状態が続くならもう通所しないことも検討することも話した。吉田は、

 

「通所先を変えたいときはいつでも言ってください」

 

と半ばあきらめ顔だった。

 

 その日は作業に戻ったが、帰る時間になると社長の板垣が戻っていて、吉田とボランティアさんから話を聞いたようで、私と目が合うと、平謝りで、

 

「ごめん!今日話できなくて。明日話す時間を取ることを約束するから明日は来てね」

 

と言われたので分かりましたと答えた。

 

 

 話は次回に続きます。