ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

里山の秋の恵みをいただくランチ。京都「久多里山協会」主催の「カヤ刈りボランティア活動」で

2021-11-26 | 体験

「わ~美味しそう~」とミモロが喉を鳴らすのは、京都山里「久多」の清流で育ったアマゴの塩焼きです。

京都左京区の最北端の山里「久多」では、清流の水を引き入れたアマゴの養殖などが行われています。
「あのね~久多のアマゴって、お水が美味しいから、アマゴ自体もすごく美味しいんだって~」と、川魚のことをよく知る人から聞いたことを思い出すミモロです。

ミモロがお友達といっしょに参加してる「カヤ刈りボランティア活動」を行う「久多里山協会」の方がご用意くださったランチです。
朝9時から12時まで、畑のカヤ刈りに励んだミモロ。

さすがにお腹も空いてきました。

「では、みなさんお昼にしましょう~」と言われ、ミモロは、喜び勇んで料理が並ぶ場所へ急ぎます。

「あ、鹿肉がある~」久多の山で捕れた鹿の肉。昔から鹿肉は、里山の大切なタンパク質食材として食べられてきたそう。脂身がない鹿肉は、ヘルシーな肉。

炭火で焼いていただきます。「はい、焼けましたよ。どうぞ~」と、ミモロの紙皿に一切れのせていただきました。

「これどうやって食べるのが一番美味しいですか?」とミモロ。「そうね~すりおろした生姜をたっぷりのせて、醤油をかけるのがいいかな?」と。
そこでミモロは、すりおろした生姜を鹿肉で巻くようにして、ちょっと醤油をかけていただきます。「う?!美味しい~」と目をパチクリ。臭みもなく、適度な歯ごたえがあり、ジワ~と肉の旨味が口に広がります。
「これってジビエ料理っていうんでしょ?」とミモロ。「う~料理って程ではないけど…なかなか美味しいでしょ」と。山里だからいただける一品です。

「あ、なめこ汁もあるの?」とミモロ。「はい、今回は、山で採れた天然なめこですよと。先週「なめこ狩りトレッキング」に参加したときは、残念ながら10粒ほどしか採れなかった天然なめこですが、1週間後、山にはたくさんのなめこが出て来たそう。「え?どこに生えてたの?」とミモロ。「う~その場所はヒミツ!」とのことでした。

缶詰などのなめこに比べサイズも大きめ、「これが天然なめこのお味噌汁なんだ~美味しいね~」と、初めて味わうミモロは感激。
こんなお味噌汁が味わえるのも山里だからですね。

そして梅干しと昆布のおむすびもたっぷり用意されました。


「いただきま~す!なめこ汁お代わりしてもいいんだって~」と、もうお代わりを思うミモロ。


畑の畔に腰かけてみんなでいただくお昼。秋の爽やかな陽ざしが注ぎ、周囲の紅葉の山をながめながらのランチタイムです。


紙皿に盛られたアマゴの塩焼きや鹿肉の炭火焼、昆布のおむすび、そしてなめこ汁。

豪華な料理ではないけれど、そこには山里の秋の恵みが…。「これって、もしかしてすごく贅沢な料理じゃない?」というミモロ。都会では味わえない味わいです。「こういうの食べてると、体の調子よくなりそう~」とお友達。

アマゴの塩焼きも頭からしっぽまで、残さず食べたミモロ。「ゴミが出なかった~」そう、紙皿以外、廃棄するものはありません。
今、世界中で、過食を避けようという動きが加速しています。肥満を予防するという健康の観点からだけでなく、必要以上の食べ物の生産を抑制することで、地球環境を守ろうというもの。自分の体と地球の両方にいい…動きなのです。
食いしん坊のミモロですが、最近、食べきれない料理は、ビニールの袋や密閉容器などを持って行って、持ち帰るようにしています。この行動は、ミモロの周囲のお友達もやっています。「残った食べ物は捨てられちゃうんでしょ。もったいない~」と。

さて、ランチを済ませたミモロ達は、次の畑を向かいます。農道を軽トラの荷台に乗って…。「このオープンカー楽しい~」


「ここが次の現場??」目の前に再びカヤの茂みが広がり、ミモロ達のやる気を刺激!


そこで作業すること、約2時間。また畑にカヤの三角錐が立ちました。


「はい、今日はみなさんお疲れさまでした~」と常本さん。参加者のみんなは、初めてのカヤ刈り体験に疲れも忘れうれしそう。


「ミモロちゃん、またいろいろな体験イベントしますから、参加してくださいね~」と「久多里山協会」のみなさん。

「うん、冬になると、ミモロカー、スノータイヤ持ってないから、来れないけど、また春になったらぜひ~いろいろ参加したいです」と。左京区の最北端の山里「久多」は、車以外、交通手段がありません。
「いつか日帰りのミモロツアーやろうかな?ミモロのブログを読んでくれてる人の中には、参加したいって人いると思うの~」というミモロ。
もし、ミモロの山里体験ツアーがあれば参加したい・・・という方、ぜひお声を聴かせてください。

すべての作業が終わり、再び、「久多里山協会」の建物に戻ったミモロ達は、そこでトチ餅の善哉をいただきました。

「う~ほどよい甘さで美味しいね~トチ餅もたっぷり~お腹いっぱいになる善哉だね~」。

*「久多里山協会」の詳しい情報はホームページからどうぞ~

ミモロの秋は、紅葉だけじゃなく、里山の農作業が楽しみに…これも自然豊かな京都に暮らすひそかな愉しみなのです。



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2 コメント

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Unknown (らいとNGC7000)
2021-11-26 16:58:47
こんにちは。
カヤ刈りボランティア活動、お疲れ様でした。
鹿や猿、イノシシの隠れ家をなくすためにカヤを刈るのですね。
農家の方の被害が少しでも減りますようにと願います。
ミモロちゃんの活躍も楽しみにしています。
そういうこともありますね~ (mimoro)
2021-11-27 00:47:50
コメントありがとうございます。
動物の隠れる場所、確かになくなっちゃう…。
農家の畑を荒らさずに、のんびり山で暮らせたらいいのにね~。

アマゴの塩焼きやおむすび食べたからパワーアップしました。

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