Akatsuki庵

日々と向き合って

緊急事態宣言下の旅~その2 台風も近づいてきた?

2021年09月26日 16時47分22秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

お彼岸の前の週末、関西に行った。

緊急事態宣言下ということもあり、ちょっと気乗りしないところもあったんだけどね。
たまたま土曜に通院予約を入れていたら、その前日も休みがついて3連休。

ここで3連休あっても、つまんない。いらねっ!と思いつつ、「待てよ」。
すぐにクリニックに電話して、予約を月末についていた平日に変更した。

そして、夜行バスと新幹線とお宿の予約を取った。
新幹線は3週間以上前だったため、早得きっぷがまだ残っていた。

予約したのが8月の後半、この時点で緊急事態宣言は9月12日(日)だった。
なので、「宣言期間は終わっているし!」と思ったんだけどね。
結局、月末まで延長。

こういうのって、迷惑。てか、迷走する政策にはもう付き合っていられない!と思っちゃう。
自分の立場でもそう思うのだから、生活に関わる飲食店の方々はもっと迷惑しているだろうなとお察しする。

自分も昨年の4月と5月、今年の5月は旅行を中止したしね。
今回の再々延長はもう従ってられません!という感じ。

さて、夜行バスで大阪梅田に着いて、身支度と朝食を済ませて10時に湯木美術館へ。

直前にざっくり立てたプランでは湯木美を出て梅田に戻り、11:20初の阪急神戸線の特急に乗る予定だった。
実際には11時初の特急に乗れた。(こういうプランは大抵、実際の時間の方が前倒しになる)

よって、予定よりも20分早く、次の滴翠美術館に到着。 

もともとここで長居することはないので、最寄り駅の芦屋川駅を出て再び戻ってくるまで丸1時間かなぁという目算。

天気もあまり良くなくて、しかも台風14号が九州のあたりにいて、瀬戸内を真っ直ぐ東に進むという予報だった。
下手をすると電車が運転見合わせになってしまう~と懸念もあった。

この時はレインコートを着て、バックに雨カバーを装着して、2段の折り畳み傘に防水スプレーをかけて!
しっかり雨仕様のスタイルで歩いた。美術鑑賞を楽しむより「早めにお宿へ逃げ込みたい」という思いの方が強かった。

そういう気持ちもあったので、滴翠の展示はサクッと見てすぐ帰途に就いた。

坂の上から見下ろす芦屋の街と大阪湾は煙っていて、写真じゃよく見えないなぁ。
まさにこの時の自分の気持ちを表しているような気がした。
(旅行なのに気乗りしなかったのは、緊急事態宣言下と向かってくる台風に突っ込んでいくみたいな無謀さを自覚していたためだ)

芦屋川駅に戻ってきた時点で、当初の予定より30分前倒し(12:40→12:10)になっていた。

ここで朝買ったばかりの340円の阪急全線きっぷで入場し、京都へ向かう。

途中、十三駅で京都線へ乗り換える際に若菜そばで昼食を摂った。
西北店は何回か利用したことがあるけど十三店は初めて。

QRコード決済できるとわかったけど、その使い方がわからず自販機の前で四苦八苦。
(空いている時間帯でよかった~。この日はVIPラウンジでもスマホで手間取ったし、2度目。どうにかQRコードで支払いができた)

券売機からオーダーが通るという最新方式。
席をキープし、食券の番号が呼ばれてからカウンターに行き、注文したものを券を交換。

これは人との接触をかなり減らせる。さすがは進歩的な阪急系の会社!

なんてことに感心していたら、肝心の食べ物写真を撮影し忘れた。
(ちなみに食べたのはきつねうどんより安いわかめうどん)

メニューには大阪名物のかすうどん(そば)もあって、そっちにしようかなーと思ったんだけどね。
とり天うどん(そば)も魅力的だったんだけど。

今月は夏休みの旅行もあって、食費が予算オーバーしていたので、ここは節約することにした。

かくて、お腹を満たして京都線のホームへ。
一応、女性専用車両が停車する位置で特急を待った。
平日の終日が対象なんだけど、ボックスシートの車両のみという制約つき。

前回はロングシートだったので、女性専用にはならなかった。
今回はどっちかなぁと思ったら、ボックスシート。
(荷物が重くなってきたので、助かった)

話は前後するけど、電車の中でお宿からメッセージが届いて「事前チェックインを」とお薦めされた。
「こんなところでクレカ出すの嫌なんだけどなぁ」と思いながら、スマホを操作して済ませた。
(西北→芦屋川間で)

今回のお宿は昨年6月にも宿泊したザミレニアルズ京都
2年前、あっちこっちにあった京都のカプセルホテルはほぼ全滅。
去年6月に唯一予約できたということで、今回も迷わずここを選んだ。

ちなみに、現時点の京都で宿泊可能なカプセルホテルはTHE POCKET HOTEL京都ぐらい?
安心お宿もまだ休業しているみたいだし)

コロナが収束したら、京都はすぐに観光客が戻ってくる。
だけど、それを受け入れるお宿は、、、大丈夫なのだろうかと心配になった。

13:24、阪急・京都河原町駅に到着。当初の予定より50分早くなっていた。

すぐに河原町通りを北上し、お宿を目指す。
途中、「今晩のごはんは~」とちょいちょい飲食店みながら歩く。

平日(金曜)の午後、京都一の繁華街である京都河原町の人通りは多いような、以前よりも少ないような。
よくわからないなぁ~と思いながら、歩いた。

 13:35にお宿に到着。

チェックインは15:00~なんだけど、とりあえず荷物だけ預けることにしたのだった。

1階のこの空間、もったいないなー。 

と思いつつ、受付の8階に上がる。このエレベーターは宿泊者しか乗れない。

だけど、8階に上がってビックリ。
なんと、共有エリアが若者でそこそこ賑わっている。
(昨年6月は誰もいなかったので、この差は何!って感じ)

「えっ。この人たち全員が宿泊者?」と不安に思ってしまった。

荷物を預ける際に「チェックインは15:00ですよね」と確認。
「えぇ。でも、時間までこのフロアは自由にお使いいただけますよ」とスタッフさん。

それを聞いて、一瞬そうしようかと思った。
でも、京都に着いたら天候が回復していた。そして、翌日は台風の影響がどうなるかわからない。

「いえ、お天気も夕方まで保ちそうなので、観光してきまーす」とホテルを後にした。

次回に続く~
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