文化庁から委託を受けている伝統文化親子教室事業の第13回甲斐市親子剣道教室を11月20日(土)夕、甲斐直心館道場で行いました。発表会を含め全15回を予定していますので、教室も残り少なくなってきました。終盤は基本技稽古法を中心に学んでいます。
午後5時30分現在の道場内の室温は18度、湿度は55%でした。参加者は中学生を含め32人でした。
検温、手指消毒を済ませ、道場に礼をして入ります。早速、打ち込み台に向かって面打ちや跳躍面素振りを始める子どもや裸足で道場内を走り回る参加者が多いです。それぞれ大好きな剣道に取り組みます。
小6中込さんの号令で正座。準備体操のほか、子どもたちの号令で握る運動100回、開く運動100回、膝曲げ伸ばし片足立ち60秒をして体幹と平衡感覚を磨きました。
竹刀を構え、前進後退右左の足さばき、三挙動の素振り、前進後退正面素振り、左右面素振りを行いました。
「木刀による剣道基本技稽古法」に取り組みました。鷹野、橘田先生が基本1から基本9までを演武し、参加者は全員が相手を組んで基本1、基本2、基本3を稽古し、発表しました。
幼児同士の組もそれなりの形になっており、この基本技稽古法のおかげか、その後の打ち込み稽古でも上達が著しいです。
面着け後は20分間。面打ちや小手面打ち、小手胴打ち、小手面胴打ち、面面打ちなどを行いました。鷹野と橘田先生で地稽古のお手本になるよう、積極的に技を出す地稽古を1分20秒ほどして見取り稽古してもらいました。その上で面を着けている者同士、地稽古を3回行いました。中にはこの剣道教室で二十数年ぶりに面を着けたというお母さんもいらっしゃって、実に楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。二段を持っています。切り返しで締めました。
最後は全員が面一本を打って全体を締めました。
終わりの正座では全員から感想発表がありました。それぞれ朝稽古からの課題などを発表しました。
次回14回目親子剣道教室は11月27日(土)17:30〜19:00に甲斐直心館道場で開きます。発表会は12月4日(土)16:30〜18:30を予定しています。
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甲斐直心館鷹野道場は、甲斐市篠原3218−2です。道場北西に10台ほど駐車できるスペースがあります。ご利用ください。
駐車場がいっぱいの場合、稽古参加者用に法久寺のご厚意で空いている時は駐車場を貸していただいています。墓参の支障にならないよう、必ず西奥の方から駐車してください。
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