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篠原商店の屋号
マルモは
創業者元治(もとじ)さんから由来するもの
先日
まるも兄さんから
篠原商店創業者の元治さんは戦時中
かんぴょうを保存食として腰に括り付けて
南方の戦地で戦ったていたらしい
という話を聞きましたが
本来は南方ではなく北に行く予定だったらしく
当初は会津で耐寒訓練をしていたそう
雪の中、何人も仲間が亡くなるような訓練をしていたそうですが一転し南方の戦線へ
生前元治さんは
マンゴーが好きでよくお取り寄せしていました
でもどこのマンゴーを食べても
戦地で食べたマンゴー以上のおいしいものはない
熟して木から落ちたマンゴーの甘さ・おいしさをよく話していました
私はそんな話しか聞いたことがありませんでしたが
実際は戦乱だけでなく想像を絶する、空腹との戦いだったそう
出兵中に食べていたのが
腰に巻いたかんぴょうだったとか
もちろん今のように下茹でしたものではなく
乾燥したものを口に含んで柔らかくし
空腹を凌いでいたんだそうです
かんぴょうは昔から
保存食・非常食として使われていたのは聞いていたことがありますが
こんな食べ方をしないで済む世界が続いてほしいと切に願います
マルモの由来(元治さんのハナシ)
戦艦武蔵に乗っていたワタシの祖父のハナシ
戦艦武蔵の祖父から祖母に届いたハガキ