泉区生活支援ネットワーク

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仙台市主催「ふれあい製品フェア」障害者手掛けた野菜や手芸品販売 積極出店中 (河北新報)

2021年12月06日 | お祭り・イベント情報
(「河北新報」令和3年12月6日(月)付け記事より引用)
工賃増、販路拡大狙う 地下鉄駅や長町でも開催
 障害者が育てた野菜や手掛けた手芸品などを販売する仙台市主催の「ふれあい製品フェア」が開催地を増やしている。15年続く勾当台公園市民広場(青葉区)に加え、昨年7月からは市地下鉄仙台駅(同区)にも出店。今年11月は商業施設ララガーデン長町(太白区)でも開いた。新型コロナウイルスの影響で、障害者製品の販売機会は大きく減った。積極出店で工賃向上と販路拡大を狙う。

 「ふれあい製品販売会inララガーデン長町(ふれララ)」は11月17、18日に初めて開催した。市内23の福祉事業所がブースを構え、焼き菓子や雑貨などを販売。両日とも午前10時の開始と同時に買い物客が次々に訪れた。
 手作りクッキーを買った名取市の無職畠山知恵子さん(70)は「障害者が他人と関わり、成長するいい機会になればいい」と目を細めた。市は今後も定期的に開催したい考えで、次回は来年2月ごろを予定する。
 刺し子のふきんを販売した障害者就労支援施設「ふぉれすとあゆみ」(泉区)は今回が初出店。感染拡大で販売イベントに参加できず、電話や人づての注文しかなくなり、利用者の工賃を大幅に減らさざるを得ない苦境に立たされていた。
 サービス管理責任者の相沢舞さん(40)は「ふれララは、新たなお客さんに商品を知ってもらう機会になり、うれしい」と喜んだ。
 ふれあい製品フェアは2006年9月、市民広場で始まった。冬季を除いて月―回開催し、15年の歴史を重ねる。各区役所などを会場とした展示販売会も平日はほぼ連日開いている。
 昨年7月からは毎週金曜に「ふれあい製品販売会in地下鉄仙台駅(ふれ地下)」と銘打ち、仙台駅地下コンコースにも出店する。人通りが多いため、買い物客が途絶えることがなく、売り上げと認知度は徐々に上がっている。
 市障害企画課の小幡拓課長は「ふれ地下、ふれララは従来と異なる客層に障害者製品を知ってもらえる。工賃が上がり、仕事の意欲も高まるように今後も開催していきたい」と話した。
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