中学受験用の予想問題作成のために、高校入試を研究することは、塾講師あるあるですが、2020年度高校入試を分析していて驚くべきことに気づきました。素材文がだいぶかたよっているからです。以下、2020年度頻出作品を発表すると
1位 細川英雄「お話をデザインする」
山形県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、山口県、徳島県、鹿児島県計8校
山形と千葉、茨城と山口、徳島と鹿児島がほぼ同一箇所からの出題である。どれを出すか迷う(笑)。
2位 佐川光晴「駒音高く」
青森県、群馬県、都立西高、和歌山県、鹿児島県計5校
青森と群馬、西と和歌山と鹿児島(ただし西の方が長文)が同一箇所からの出題。もし麻布中の予想問題担当者なら、西をベースに一本、問題を作ります。
3位 中屋敷均「科学と非科学」
神奈川県、愛知県A、国立工業高専、・商船高専・高専
なんと全て同一箇所からの出題であった。
3位 桑子敏夫「何のための『教養』」か」
富山県、愛媛県、立教新座
全校、違う場所からの出題であった。
3位 波頭亮「論理的思考のコアスキル」
石川県、兵庫県、宮崎県
全校、違う場所からの出題であった。
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