比較的暖かい日でしたので、バイクで揖斐川町春日方面まで出かけてきました。
といっても、何か目的があったわけではありません。
冬期間は寒いし雪は降るしで、どうしてもバイクに乗る機会がなくなります。
乗らないで放置していると、バッテリーがあがってしまったり、エンジンが不調になったりしますので、冬の間もできるだけ乗るようにしているのです。
楽しみというより、バイクを保守するために乗る、ということですね。
私の乗っているホンダXR230は、初期型でキャブレター仕様のため、乗らないままで放置しているとエンジンがかからなくなってしまいますので、冬場も乗ってあげることが必須です。
寒い中、バイクで風を切れば体感温度は一層下がりますので、冬期のバイク走行は、バイクを保守するための修行のようなものと言って良いかもしれません。

それでも、今年は雪が少ないので有難いです。
私の住む岐阜県西濃地方では、冬型が強くなるとそれなりの降雪を見ます。
自宅付近で30㎝ほど、山間部では1m近い積雪があることも珍しくありません。
バイクを保守するために冬でも乗るようにしていると書きましたが、雪が降ってしまうとお手上げです。
XR230は不整地でも走ることができるオフロードバイクなので、無理をすれば多少の雪ならば走れないことはないのですが、それでも基本的に雪道は走行不能です。
雪が降った後で凍結してしまうと、もう完全にアウトです。
今週末からは強い冬型の気圧配置となり、降雪が予想されますので、暖かい今日のうちにバイクを動かしたというわけです。
東京在住中は、冬でもけっこうな頻度でバイクに乗っていました。
東京と岐阜では寒さが全く違いますので。

XR230雪01

冬期間はバイクに乗らず、時々エンジンをかけてアイドリングのまま放置しておくという方もいますが、アイドリング状態ではバッテリーは充電されません。
むしろ放電してしまいます。
冬期間は全く乗らないという方は、バッテリーの電極を外しておくのがベターです。
でも、冬場でもできるだけ乗ってあげた方がバイクのためにはいいですね。

写真は、岐阜県揖斐川町の揖斐高原で撮影しました。
幹線道路は除雪されておりバイクでも通行できましたが、支線はこのように積雪通行止めとなっていました。
このように良く晴れた日であれば、バイクでの冬旅も雪景色が美しく悪いものではありません。
今日も寒かったものの、雪の山を眺めながら走って帰宅した後は、リフレッシュした思いでした。