寅壱の歴史を勝手に探るシリーズ第6弾~何故554番?ライダースジャケットの巻
みなさんこんにちわ寅壱公式オンラインショップ店長です
新型コロナウィスルの影響もありほぼすべてのイベントが無くなり、季節感を感じにくくなっていた2020年。その2020年も気が付けばもう残り僅か。今年書いた日記を数えてみると何とこれが10回目
少ない…あまりに少なすぎる…。もはや『日記』と呼ぶことにすら無理があります来年こそはどんどん更新できる事を祈りつつ、おそらく今年最後の日記を
今回のお題はこちら【寅壱の歴史を勝手に探るシリーズ】の第六段
寅壱には色々な商品があります。その全てに、2530-418、4309-219、4441-916…などと数字4桁-3桁の品番が付いています。これは【生地番号4桁】&【型番号3桁】という構成ですが、今日はその内【型番号】についてのささやかなお話。
まずご紹介するアイテムはこちら 型番号554 ライダースジャケット。
3942-554 ライダースジャケット
8940-554 ライダースジャケット
8970-554 デニムライダースジャケット
等々、現在の寅壱のワーキングを語るうえで外す事の出来ないライダースジャケットの型番号は【554】なのです…が
実は寅壱で製造・販売している商品についている【型番号3桁】にはある程度ルールがございます。もちろん例外はあるものの
100番台…ワーキング上着
200番台…ワーキングズボン
300番台…トビ系上着
400番台…トビ系ズボン
600番台…ベスト
700番台…スラックス系
900番台…靴・小物類
が基本。新しいスタッフが配属されて品番がわからなくて困っている等、『ロング八分ってトビ系ズボンだよね?だったら何番ぐらいかな。。。』等と優しく優しくヒントをあげたりします。
で、上記にない500番台・800番台はあまり定番アイテムには使われません。例えば500番台は【ヤッケ等どこに入れるか悩むアイテム】【スポット生産アイテム】【特定のお店用のアイテム】等に使われることが多く、超定番作業服には使われない番号。
…とするとライダースジャケットの様なワーキングを代表するアイテムが【554】なのはかなり異質100番台で良いはずなのにこれは何故なんでしょう
この問題を探るにはライダースジャケットの登場にまでさかのぼる必要がありますね
実は寅壱製品で初めて【ライダーススタイル】として生産されたのがこちら5280-554ライダーブルゾン/5280-553ライダーパンツです。
この5280シリーズ を御存知の方が果たしてどのくらいいらっしゃるでしょうか
『5280ってグレー・アースグリーン・スミグレーの3色があったんだよね』
『5280のベストって衿付きだったんだよね』
『5280シリーズの夏バージョンが2280シリーズだったんだよね』
…なんてセリフがスラスラ出てくる方がいらっしゃればそれはかなりの寅壱通
そしてこの5280ライダーブルゾン/ライダーパンツは寅壱製品直営店であるの寅壱ビックタイガ専用のアイテムでした。よって、【特定のお店用のアイテム】に使われる【554】【553】という500番台を採用。その後、3942シリーズ等【トビカジ】アイテムで生産される【ライダースジャケット】にこの【554】がそのまま採用され現在に至ります。
限定アイテムから超ド定番アイテムへの大躍進大きな番号にさらに重みが増したように感じませんかワーキングにもトビにもイケるライダースジャケットの魅力を今一度確認してみてくださいね。
人に歴史あり。商品に歴史あり。そして数字にも歴史あり。
私も寅壱の歴史にほんの僅かでも名を刻めるよう、あと数年頑張りますので皆様どうぞよろしくお願いいたします
それでは今日はこのあたりで。失礼いたします