西なびグリーンパスの旅。その8 高岡マンテンホテル駅前」の続きです。

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 12月1日、水曜日。
 雨。そして風も強い。本格的な冬の到来か?
 雨は激しく横なぐりの風。ホテルから高岡駅まで屋根付きの廊下が整備されているのに、風が強すぎて濡れてしまった。 

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 空はどんよりと鉛色。

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 高岡駅に到着。駅に近いお陰でずぶ濡れにならずに済んだ。

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 高岡駅の改札口。自動改札機はICカード対応になっている。「西なびグリーンパス」も自動改札機対応だが、この改札機に通していいのかわからないので、有人改札を通った。
 氷見線も城端線も改札機がなかったような…。
 JRおでかけネットでイコカのエリアを調べたら、旧北陸本線(IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道)である金沢から越中宮崎、城端線は高岡から新高岡の間は利用できるようになっていた。


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 8時01分発の城端行き329Dに乗る。キハ47系の3両編成。
 車内は高校生でいっぱい。
 空いているロングシートに座った。
 発車時刻が近づいてくるにつれてどんどん乗ってくる。女子高生が、私を見て、固まった。
 通学時間帯は乗る場所、座席が決まっているのだろう。私が座っていた場所が指定席らしい。
 少し移動した。女子高生、会釈して隣に座った。
 テレビ番組なら、ここで会話が始まって…となるが、特に会話もなかった。
「西なびグリーンパス、と言う切符があって…」
 高校生が50歳になった時の事、想像できるか?30年以上も先の話だぞ?
 よし!50歳になったらグリーン車の旅を…。
 考えないだろうな。30年後も「西なびグリーンパス」みたいな切符があるかどうかもわからないし。
 この時期は年齢制限のない、3日間乗り放題の「どこでも切符」も売られていた。こちらなら、予算と時間があれば高校生でも旅行できる。
 妄想はこのくらいにしておく。
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 車窓は雨でぼやけている。

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 雨があがり、一瞬虹が見えた。
 戸出(といで)で高校生が下車。空いているボックス席に移動する。
 戸出から東石黒までの車窓を撮影。
 動画には戸出駅発車の際に改札口に向かっている高校生の集団が。



QR_069737【車窓】城端線329D 戸出→東石黒 キハ40-2078
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 雨は降ったりやんだり。

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 時折、雲の隙間から光が差し込む。


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 福光駅に到着。列車がペイントされた謎の建物。
 SLのとなりにディーゼルカーらしきものも描かれている。

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 一番後ろから高岡方面を見たところ。

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 氷見線の車窓から見える立山連峰の写真が飾られている。しかも、ひとつ一つの山の名前もわかるようになっていた。

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 通路向かいの女性、おにぎりを食べて寝ていた。
 福光で通路向かいの若い女性おもむろに起きる。
 ムースで髪形を整えて、いそいそと降りて行った。

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 2両編成の330Dと交換。


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 持ち家率全国1位の富山県。戸建てが大きめ。豪邸だらけ。


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 畑に高速道路。

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 8時57分、城端駅に到着。構内は広い。ホームも長い。

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 転車台の跡。直径が小さめなので、小さめの蒸気機関車で運転されていたのだろう。C11かな?C56で運転されていたのかな?

 戻りの列車は10時04分までない。



【つづく】



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