願いが叶いにくい時 その5:心配と不安が癖になっている | こめじるしるーむ

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誰しもが自分として在る事が一番大事。そう信じています。

願いが叶いにくい時、そんな時には何かしらの要因があります。

引き寄せが上手く行かない、何をしても望む変化が起こらない、

随分と前から同じ願いを抱き続けている…など、そのような状態になるのには

やはり理由があり、そういった理由を知る事で対処できる事もあります。

 

 

願いが叶いにくい時シリーズその5

  心配と不安が癖になっている

 

心配と不安は私たちのプラスにはならない感情ですが、

これらの感情を抱いてしまう機会が意外と多くあると思います。

 

■親から心配されながら育った

風邪で熱が出て、それを心配されていた、などの状態は健全なものです。

しかし、親が子供のしている事や、子供の未来について心配ばかりするのは

その子供にとって悪影響であり、子供の様々な可能性に蓋をする要因になってしまいます。

心配をしている親の立場からすると、そんなことないとと反論したくなると思いますが、

子供の事を過度に心配している時には、その子の事を信用せずに疑っています。

「本当に大丈夫なのだろうか」とか「ちゃんと考えているのだろうか」と思えば思うほど、

その子に”心配”というネガティブなエネルギーを送り続ける事になります。

自分が子供だった時、自分の親やそれに近しい人が心配性だったかどうかを確認してみて下さい。

心配性、もしくは非常に疑い深い考え方を頻繁にしていたのだとしたら、

”心配”や”不安”がある日常が当たり前だと思い込んでしまっている可能性があります。

 

■将来の不安のために何かを蓄える癖がある

将来についてよく考え、今の内から将来への蓄えをしっかり付けておくために、

あらゆる可能性に考慮し、それらに対処できるようにしておくことが良い、という言葉があります。

この「将来」や「可能性」のところに、ネガティブなイメージを当てはめる事が珍しくありません。

何らかのトラブルに見舞われた時、何かしらの理由で働けなくなった時、

年老いて孤独になった時、年老いて動けなくなった時、大きな問題を抱えてしまった時、

そういった時のために、お金や人間関係を十分に築いておく事を目的にする事は

全くもって間違った事ではなく、正しいと感じられる方は少なくないと思います。

しかし、これらは全て「そうなったら困る事」に関心を向けてしまっています。

まるで「自分が将来、困るのは確定している」と言っているようです。

この考え方が癖になっていると、非常に不安を感じやすくなります。

 

■未来の事を考える癖がある

心配や不安をよくよく見つめていくと、底の方の感情に「恐怖」と「疑い」を見つける事が出来ます。

疑っている事は心配しやすく、恐怖を感じている事には不安を感じやすいものです。

これも観察して気付いた事ですが、私たちの意識が”未来”に向いた時、恐怖を感じやすくなります。

・これをしていて本当に大丈夫なのだろうか

・私の未来はどうなるのだろう

・私は〇〇できるのだろうか

このような考えを頻繁に行っている時には、意識が未来を向いていて、恐怖も感じています。

その恐怖が不安となり、不安から様々な行動に出ますが、上手く行く事は稀です。

このため、上手く行かないから余計に焦り、更に不安感が増していきます。

上手く行ったと思える出来事が起きたら、不安感がその状況に対しての執着心に変わります。

これが自分の不安を解消し、自分を安心させてくれるものなのだと信じるからです。

このため、それを失ったらどうしようという恐怖心から、結局不安や心配を増してしまう事になります。

未来の事を考える時には、意識の持ち方に注意が必要なのです。

 

 

  心配と不安を上手に使おう

心配と不安の底の方には「恐怖」と「疑い」があると伝えました。

これらの感情は私達にとって自然なもなので、全く感じない方が良いというのは誤りです。

恐怖も疑いも、心配も不安も、全て抱いてもよいのです。

ですから、心配や不安があるから上手く行かないのだと思うのは少し違います。

問題は、心配や不安を誘発させてしまっている思い癖や行動の癖の方です。

 

■心配や不安は心の中に癒す箇所があるところを教えてくれている

心配や不安が常にあるという時には、何かがずれてしまっている事を教えてくれています。

誤った事を信じ込んでいたり、意識の使い方が自分の為にならない物になってしまっています。

ですから、心配や不安を感じた時には、自分の心の内側を見るチャンスが来ています。

ただし、問題のない心配もありますから、先にその見分けを行いましょう。

 

ニコニコ飛び出すハート 大丈夫な心配や不安

・心配は一時的である(例:面接で上手く受け答えができるか不安だ)

・誰かや自分の無事を祈るような感覚(例:この天気で災害が起こらないか心配だ)

・心配や不安はあるが、それでもやれるだけやってみようという気持ちがある

・基本的に心配や不安が一過性のものであるなら大丈夫

 

悲しい泣 癒しが必要な心配や不安

・考えたくないのに心配な事や不安な事が常に頭の中をぐるぐる駆け巡っている

・何か1つ心配や不安が解消すると直ぐに新しい心配や不安がでてきてしまう

・心配や不安から焦りを覚え、その焦った感覚のまま行動を行ってしまっている

・心配や不安を感じる対象が常にあったり、ずっと同じ悩みを抱いている時は癒しが必要

 

癒しが必要な心配や不安が起きてしまっている時には、心が疲れている可能性もあります。

その場合には無理せずお医者様などの専門家に頼るのも良い事です。

そこまででは無いと感じるのであれば、この心配や不安が教えてくれているように

「自分の考え方や思い込みの部分」に何らかの誤りがある事を認める事から始めましょう。

自分は間違っていない、自分は正しい事を知っていると思ってしまっていると、

心配や不安の感情が教えてくれている修正が必要な個所を知る事が出来なくなります。

 

 

  心配と不安は物事を良くしてくれない

どれだけ心配しても、不安になっても、物事が良くなる事は在りません。

これをしっかりと覚えておくことが大切です。

心配したり不安になっている時に自分が使っている価値観や意図の持ち方は、

自分を幸せにしてくれるものではないと、自分でしっかりと理解する事が大切です。

 

ただし、先にも少し書いていますが、

心配したり、不安になったりする自分を責める事も避けなければなりません。

心配と不安は自然な感覚です。それが湧き出てくるのは当たり前なのです。

心配や不安に蓋をするような行動をとってしまってはなりません。

それをしてしまうと、現実逃避が起こります。

 

四角オレンジ心配と不安に問題を解決する力はない
四角グリーン心配と不安が自分や大切な人を幸せにしてくれることは無い
四角オレンジ過度な心配は悪影響、相手を信じる心が相手を救う
四角グリーン心配と不安を抱くのは自然な事、責めないように気をつけよう

四角オレンジ未来の事を考えすぎると恐怖が刺激される事がある、ほどほどにしておこう
四角グリーン何かを蓄えたい時はできるだけ前向きな方向に意識を向け直してみよう
四角オレンジ心配や不安から焦燥感が起きたら、先ずは落ち着く事を目指してみよう

 

心配と不安が癖になっているのも、思い込みや誤った意識の使い方が原因になっています。

それを特定するのは容易い事ではないかもしれませんが、

そこから自由になろうという意識を強く持てるのであれば、必ずその癒しは起こります。

大丈夫です。

 

 

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