新政酒造No.6 十周年記念酒　第3弾は京都で先行販売

2021年05月14日

2021年は新政酒造の人気銘柄「No.6」の十周年ということで、蔵元が敬愛するアーティスト6名とコラボしたデザインボトルの記念酒が順次出荷されています。

現時点で発表されている、10周年記念酒の情報は次のとおりです。
2か月ごとに異なるジャンルのアーティストとのコラボを実施。
蔵元のアナウンスによると、コラボ記念酒の中には、従来のA-type、H-type、Xmas-typeに相当するものが含まれており、第3弾はA-type相当のお酒になるようです。
2021年のA-typeの扱いについては予想どおりでした。

2021.2　ダイスケリチャード氏（イラストレーター）特徴：亜麻猫ベースの低酒精
2021.4 　紫舟氏（書家）特徴：貴醸酒スパークリング　
2021.6 　アートディレクター　特徴：A-type相当
2021.8 　漫画家
2021.10　クリエイティブ・ディレクター
2021.12　現代美術家　

（新政酒造十周年記念酒ダイスケリチャードtype 紫舟type）

コラボ記念酒の販売の際は、これまで東京でポップアップストア※が開催されていましたが、第3弾は京都になるようです。
※
ポップアップ・ストア（Pop-up Store）は空き店舗などに突然出店し（ポップアップ）、一定期間で突然消えてしまう店舗のこと。
イギリス国内では人気の宣伝手法で、最近日本でも増えてきた。
（出典：Wikipedia）

ポップアップストアの予定は決まっているのでしょうが、まだ、公表されていません。
新政酒造の公式サイトでは、おそらく6月1日に第3弾のデザインのトップページに変更され、ポップアップストアの日程等が公表されるのでしょうね。
新型コロナ感染症の影響もあり、6月6日の先行発売はないとみています。
整理券の発売が6月6日からということはあり得るでしょうね。

京都にゆかりのある「アートディレクター」はどなたでしょうか？

今後の発売予定と銘柄について、可視化してみました。

（新政酒造No.6 十周年記念酒発売イメージ）

第3弾は、A-type相当ということで、どんな特徴かと推測しましたが、
次の内容くらいしか思い当たりませんでした。
・赤いボトル
・6月販売
・精米歩合66％

また、H-typeは、大手特約店である「はせがわ酒店」のPB商品なのですが、毎回はせがわ酒店では記念酒が大量に販売されているので、いつもH-type（取扱店という意味では）が発売されているようなものですね。

H-typeの特徴といえば
・純米大吟醸クラスの精米歩合（2020年を除く）
・酒米「亀の尾」などを使用したフラッグシップモデル

クリスマスtype相当については12月の販売かなと思っていますが、上記の日程は、先行販売月の日程なので、第1弾、第2弾をみると一般販売は先行販売の翌月、2022年1月になるのかもしれません。
そうすると、「新政新年純米しぼりたて生酒」とかぶってしまうので、一般販売も12月にするのでしょうか。
また、残り一つの銘柄の特徴はどうなるのでしょうか。
「新政酒造頒布会」とも同じNo6という銘柄を分け合うため、ちょっと個別の特徴が思い当たらないです。
新政酒造が力を入れている、飯米「陸羽132号」を使用したNo6は出るのでしょうか。
飯米を低い精米歩合（高精米）で醸す必要性は低いと思いますので、精米歩合66％のA-type相当の原料米は陸羽132号になるのかな。

クリスマスtypeの特徴といえば
・通常販売としては、No6唯一のスパークリング（瓶内二次発酵）

新型コロナ感染症の動向がどうなるか不明瞭ななか、定期的に発表するのはリスクヘッジも兼ねたうまい試みだと、1月の日記で感想を述べましたが、ここまでコロナが長引くとは予想していなかった方も多いと思います。私もそうでした。

購入が困難な記念酒ですが、外のみの機会も失われつつありますので、出来れば購入したいです。（1月は購入に向けて鼻息が荒かったのですが、諦めの境地になりつつあります。）

【新政酒造蔵元のコメント】