テーマ:パイプたばこを吸おう(1803)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回レポートするのはダン・タバコ(DTM)の「ホワイトブレンド」です。 この煙草の輸入元の表記は「MA・ホワイトブレンド」となっています。この頭の「MA」というのは「Michael Apitz' Private Blend」の略で、DTM内でのシリーズの名前です。同シリーズには「ブラックブレンド」という煙草もあり、これも輸入元の表記は「MA・ブラックブレンド」となっています。けれども、やはり同じシリーズに属する「カロミオ」には「MA」は付けられておらず、単に「カロ・ミオ」となっています。その他、「パーフェクトブレンド」とか「ブルーカナリー」も「MA」シリーズなのですが、これらも輸入元の表記に「MA」は入っていません。どうして「ホワイトブレンド」と「ブラックブレンド」にだけ「MA」を付けているのでしょう? DTMには「MA」でない「ブラックブレンド」という名前の煙草が別にあります。「BILL BAILEY's BLACK BLEND」という煙草がそれで、かなり以前から輸入されています。輸入元は、この前からの「BILL BAILEY's」の方を「ブラックブレンド」と以前から表記しており、新しい「Michael Apitz' Private Blend」の方は前の「ブラックブレンド」と区別するために「MA」を名前の頭に入れたのだと思われます。で、ブラックと対となり且つ同時に輸入開始したホワイトの方にも「MA」を入れたものの、以前から輸入していて、当局に既に名前の届け出をしている他の「MA」シリーズについては、新たに「MA」を入れて名前の変更届をする所まではしなかったという事なのでしょう。結果、「ブラックブレンド」と「ホワイトブレンド」にだけ「MA」が付いたと・・・。そのように私は推測しています。 まぁ、名前の話はこの辺にしておいて、とにかく新しい「ホワイトブレンド」を開けてみましょう。 開封時の香りは、バニラと南国系フルーツです。輸入元の解説では「マンダリン、ブラックベリー、アーモンド・バニラからなるバランスのとれたフレーバー」となっていますが、まぁ、そう言われたら、そうかも知れないという感じです。カットは細めのリボンカットに少しのラフカットが混ざり、湿気は普通です。 これを火皿内径19mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時よりも少し落ち着いたフルーツ系の香りが来ました。成程、輸入元が説明する「アーモンド」の香りが、ここで前に来ているようです。味の方は、それほど果物っぽくはなく、且つ甘味も強くありません。かと言ってコクが深いという事もありませんし、・・・う~ん、アーモンドが一番前にあるかなぁ・・・って感じです。 火付きと火持ちは良い方だと思います。カットが細く燃えやすいようで、油断すると燃え過ぎになるかも知れませんから、そこだけ注意する必要がありそうです。 喫煙中盤では喫味の変化はありません。アーモンドが前にある薄めの果物系の味と香りで、とてもマイルド且つ円やかな喫味です。特に主張が強い訳でもないので、何かをしながらの喫煙に丁度良さそうです。 喫煙終盤になって来ると着香分が抜けて来て、バーレーっぽい渋さが出て来ました。多分、バーレー葉ベースのブラックキャベンディッシュによる渋さなのだと思います。ただ、そんなに前には出て来ないので、渋くて不味いという程ではありません。アーモンドが前にある果物系の喫味は、相変わらずメインです。 という事で喫煙終了。後味は薄い果物系で、残り香はアーモンドが前にある果物系でした。 全体的に見て、主張は強くありませんが、アーモンド&フルーツの美味しい着香煙草だと思います。舌を刺す刺激もありませんし、「ながら喫煙」しやすいマイルドな煙草だと思います。 個性や主張が強いという訳ではないので、目立って人気が出るという類の煙草ではないかと思いますが、着香嫌いでなければ手を出しやすい煙草なのではないでしょうか。また、次回は同シリーズの「ブラックブレンド」を吸う予定なのですが、それとの対比に注目したい所です。 [注目したい煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.25 17:30:06
コメント(0) | コメントを書く
[パイプ煙草インプレ] カテゴリの最新記事
|
|