カテゴリ:50代おひとりさま
長々引っ張ってすみません。
萩 ひとり旅日記最終 「萩・明倫学舎」 公式HPはこちら (小学校に立派な応接室があるところが明治) ーーーーーーーーーーーー 本館のお次は2号館へ。 こちらは有料(300円)です。 まずは西館の「幕末ミュージアム」へ 旧、小学校の校舎を利用してますので 教室ごとにテーマがあり 2Fは 技術(機巧)、医学、 地理(測量)、そして天文 1Fは 動乱(幕末)、軍装、鉄砲 1Fの工芸品のような美しい陣笠や装具も魅力的で、 「なんでも鑑定団」に登場したお宝の話を こっそり教えてもらったりしたんですけど 私が最も心惹かれたのは 2Fの地理(測量)、天文 の部屋でした。 え?でかい。これは何ですか? 「象限儀(しょうげんぎ)です。」 赤いジャケットを着た ボランティアのおっちゃんが 教えてくれました。 江戸時代に、伊能忠敬(1745-1818)が こを使って地図をつくったそうです。 「ええ?これを背負って?」 って無知な私が言うと 「いえいえ、そんな・・・(w)」 そこからおっちゃんに とても詳しく教えていただきました。 伊能忠敬は、幕府の援助も得て、 17年かけて、彼の死後はお弟子さんが引き継がれて 精密な地図を完成させたんだそうです。 江戸時代の測量器具です。 今のとほとんど変わりません。 真鍮で精密に作られてます。 あまりに美しくてうっとり。 撮影は禁止でしたが 完成した地図もありました。 その正確で精密なことったらなかったです。 江戸時代ですよ?? めちゃくちゃロマンあるわ わたしは島根県民なので 地図を眺めながら「竹島」のことを話したら 地理ヲタクのおっちゃん、 さすがにめっちゃ詳しかったです。 えーと昔は「松島」と呼ばれてたらしい。 ほえええ、ふえええええ。 技術(機巧)のからくり部屋も 超・面白くて美しかったです。 あまりに膨大で濃い展示品の数々に ここまでで2時間ちかく かかってしまったので 東館の「世界文化遺産ビジターセンター」 はまた次の機会に。 あーおもしろかった たった300円で こんなに楽しい場所ちょっとないかも。 萩市の本気、見せてもらいました。 とにかくボリュームがすごいです。 萩市の歴史や文化を大切にする精神は きっと吉田松陰先生の マインドが引きつがれてるんでしょう。 歴代首相の多くを輩出する山口おそるべし。 小学生ならノート1冊あれば 夏休みの自由研究終わりそう。 私は、歴史はそんなに得意でもないし 知識も全くないのですけど、 ただ、ただ 「推し」の愛を語る人たち。 自分の知らない世界を知ってる、 愛してる方々が笑顔で楽しそうに お話をしてくださる。 もうそれだけですごく楽しい。すごく幸せ それは何も難しい話じゃなくてもね、 なんでもいいんです。 さて、ここで萩の旅日記は終わりますが このあとちょっとした後日談?があります。 (さらに引っ張る) ■本日もご訪問ありがとうございました■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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