新しい技術や方法を使うことは期待されており実際に効果があることもあります。
その一方でエビデンスが低く一部の論文でしか確認されていなこともあります。
ただ臨床での需要が高く十分にエビデンスを取らないで使用されている技術や機器も数多くあります。
今月号のFertility and Sterilityに乗せられた論文ではその様な事実を調べ述べられています。
具体的には以下の点を述べています。
タイムラプスインキュベーター
アシステットハッチング
エブリオグルー
カルシウムイオノフォアでの卵子活性化
PICSI
IMSI
ERA
内膜スクラッチング
薬を使用した免疫療法
特に生まれてくる子供への安全性を十分に調べてから使用することが大切であり、少なくとも今後の検討は必ず必要であると思われます。そしてエビデンスに乏しい治療方法は控えるべきと言えます。
Fertil Steril. 2019 Dec;112(6):994-999.
Add-ons in the laboratory: hopeful, but not always helpful