肩こりは現代病と言っても良いでしょう。

 

現代生活では、肩と肩まわりの筋肉を動かす機会は少ないです。

 

そのため、筋肉がかたくなってしまいがちです。

 

オフィスワークに従事している人はその典型です。肩こりは血流不足が原因です。

 

そのままにしていくと、体のほかの部分の血流も滞ってしまいます。

 

顔が血流不足になれば老化が早まってしまいますし、脳の血流不足になれば深刻な病気を引き起こしてしまう可能性があります。

 

定期的にストレッチをして、肩と肩まわりの筋肉をほぐしてあげましょう。

凝り固まっていた筋肉が柔らかくなり、血が巡りやすくなります。 

 

かんたんにできるストレッチ法をご紹介します。 

 

 

★肩をまわすストレッチ 

 

肩をまわすと、肩周辺の筋肉、関節がほぐされてきて、血流が改善します。 

 

①足を肩幅に開き、頭をまっすぐにする 

②右手の平で、左耳のわきを通るようにして、腕を前から後ろにまわす

→呼吸は止めずに行います。

腕を大きく動かすように意識しましょう。

③同じように、左手の平で右耳の脇を通るように腕をまわす

④左右10回で1セット 

 

 

★肩を上げ下げするストレッチ 

 

肩を上げ下げさせると、肩の縦のラインのコリがほぐされてきます。

 

①脚を肩幅に開いて立ち、腕は体の横に伸ばす

→肩の力を抜くのがポイントです。

②呼吸を止めずにゆっくりと深呼吸する

③息を吸って吐きながらゆっくりと肩を上げる

→耳と肩を近づけるように意識しながら行いましょう。

③10秒キープして、ゆっくり下げる

④5回で1セット

 

 

★肩を横に動かすストレッチ 

 

このストレッチを行うと、肩の横のラインのコリがほぐされていきます。

 

①脚を肩幅に開く

②腕をまっすぐ伸ばす

→腕が耳の横にくるように意識しましょう。

また、肘を曲げないようにしましょう。

指先までピンと伸ばすことをこころがけて。

③腕を体の横を通るようにして下げる

→下げるときも、指先までまっすぐになっていることを意識しましょう。

手の平がやや外側を向くようにすると、やりやすいです。

また、下しているときは、肩から肩甲骨が動いていることを意識しながら行いましょう。

④5回繰り返して1セット 

 

 

これらのストレッチを行うと、肩と肩の周りが「動かされてる~」と感じられます。

 

デスクワークでかたくなった肩まわりの筋肉をほぐすにはピッタリですね。

 

道具もいらないし、どこでもできるストレッチなので、日常生活に取り入れやすいでしょう。 

 

体は動かさないと、かたくなって使いづらくなるばかりです。

 

忙しく仕事に追われていると、ついつい自分の体の不調は後回しにしがちですが、自分あっての仕事ですから! 

 

無理がたたって体を痛めて、仕事ができなくなってしまっては元も子もありません。

 

仕事はきちんとこなしつつ、肩まわりもリフレッシュできるようなケアを取り入れたいですね。

 

「肩が凝ったな・・・」と思ったら、手の平で揉み解すだけではなく、ぜひストレッチを取り入れてみてください。

ストレッチで肩こり解消