KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

国破山河在。

2023年03月22日 | 歳時記
春望(盛唐・杜甫)

国破れて山河あり
城春にして草木深し


時に感じては
花にも涙を濺ぎ
別れを恨んでは
鳥にも心を驚かす

烽火三月に連なり
家書万金にあたる

白頭掻けば更に短く
渾て簪に勝えざらんと欲す


春は喜びの季節。

なのに
戦乱はいつまで続く。

春めく暖かさは
みんなの喜び。

無残な破壊に
喜ぶ人などいない。kyokukenzo

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 倶(とも)に。 | トップ | 昼の酒は効く。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歳時記」カテゴリの最新記事