あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

北海道宗谷地方、礼文島と稚内の3年前の風景

2020-08-09 20:29:41 | 国内旅行
 2020年8月9日(日)

 今日は、長崎に原子爆弾が投下されてから75年の日。全国では新型コロナウィルスの
感染拡大が止まらず、お盆に郷里への里帰りもままならぬ年となりました。コロナがなけ
れば、今日はもう東京オリンピック閉幕式だったとカレンダーで知りました。

 各地の猛暑も続く一方、一昨日8月7日(金)には北海道内では台風4号崩れの低気圧
の影響があり、特に道北の宗谷地方では激しい雨が降りました。稚内市や利尻島・礼文島
では8月1か月の平均雨量に匹敵する大雨になり、礼文町では住宅地への浸水被害なども
出たことが報道されました。

 私は、3年前の2017年7月30日~8月2日に利尻島・礼文島と稚内周辺へ4日間
のツアーに出かけたのを思い出しました。



 そこで、当時当ブログ8月16日~9月3の間に報告した写真以外のいくつかをご覧い
ただくことにしましたが、その年の11月に当時のパソコンが壊れてしまい、バックアッ
プしてなかったので写真は消え失せました。

 でも、デジカメに残っていた礼文島後半と稚内の写真だけが保存されているので、それ
らの中から紹介することにします。

 2017年7月31日(月)午後、礼文島の最北端、スコトン岬周辺の風景。



 よく晴れた日にはサハリンも望まれるという地で、翌日訪ねる北海道の最北端の宗谷岬
よりは4.25㎞南ですが、島としては日本最北端の場所になります。




    

 スコトン岬を後にして、この日の宿泊地、島の南西部で島への出入り口でもある香深港
(かふかこう)そばのホテルに入り、香深港の向こうに見える利尻島のシンボルで日本百
名山の利尻山(1,721m)を眺めました。山頂付近は雲に隠されています。


 8月1日(火)午前中は、礼文島人気のお花畑である桃岩展望台に行きました。桃岩展
望台は島の南東部にあり、標高差100m前後の一帯に本州では高山帯に咲くような夏の
花がたくさん、咲き競っていました。


         



         

              

    

 展望台への途中から見下ろす香深港周辺。この日は曇天で、花を見るには良い条件のよ
うですが、ガスがかかって遠望は利きません。


    

         



                            ↓猫岩

 この後、桃岩展望台をピークに香深港とは反対側の西岸に回り、途中バス車中から猫岩
を望みら元地海岸に回り、地蔵岩と呼ぶ鋭い岩などを眺めました。
     
             ↑地蔵岩

 香深港に戻って昼食をして、正午過ぎの稚内行きフェリーに乗り、礼文島を後にしまし
た。フェリーからの香深港。左がフェリーターミナル、右のビルが宿泊したホテル。


 2017年8月2日(水)午前は、稚内市が囲む宗谷湾の東の岬、宗谷岬と西の岬、ノ
シャップ岬の観光へ。まずは宗谷岬へ向かい、標高200m前後の宗谷丘陵へ上がります。

 丘陵一帯は国内最大級という肉牛の牧場があり、肉牛の群れを何か所かで眺めました。

 宗谷岬に近づき、岬の上にある風車のあるゲストハウス・アルメリア横を通過します。
     

 下がったところが宗谷岬、北緯45度31分22秒で日本最北端の地の碑と世界地図上
にその名を残す間宮林蔵(まみやりんぞう)の立像がありました。


     

          

 そばの花壇に咲き出したのは、ヨーロッパやアメリカに分布し千島にも野生するという
アルメリアという花のよう。


          海岸の岩の間にはエゾオグルマが咲いていました。
         

 岬から見上げる宗谷岬灯台です。


 吉田正作詞・船村徹作曲の宗谷岬音楽碑。ダ・カーポやボニージャックスの歌として知
られた曲。


      こんなお土産店も。時計の下の温度計は19.1℃。
     

 このあと、宗谷湾沿いに稚内市街地に戻ってさらに北進し、ノシャップ岬へ。紅白の煙
突のようなのは稚内灯台。高さ42.7mで道内1位、全国でも2位という高さのよう。
     

     

 岬の一帯は恵山泊漁港公園になっていて、公園の先端近くにあるイルカのモニュメント。


 向こうに見えるのが恵山港漁港と背後の自衛隊レーダー基地。



 このあと稚内駅周辺を経て稚内漁港横を通過して稚内空港に行き、帰路につきました。





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