この世にある裏表（あなたに合わせた行動とは）

こんにちは、心理カウンセラーの 向月 謙信　（鯉）です＼(^o^)／






































一緒に御食事。

一緒にお月様を見る。

クライエントさんと行った、先日の行動です。



「好きな事をする」

これは、私の好きな言葉であり、よく行動する内容でもあります。


しかし、「出来る事をする」

これも大切な言葉であり、大切な行動でもあります。



とある先生の発言になりますが、

「出来る事をするのではなく、好きな事をする」　それが大切である。

と語っていました。


意味として、「出来る事をする」　では、その先に進めない。

「そのまま、閉じこもってしまう」　と言うことです。


逆に、「好きな事をする」　のは、その先に進める。

つまり、「チャレンジ精神も高まり、広々とした心になり、夢にも近づける」

と言うことです。


正しくその通りになります。


しかしです。

この世には、「ケースバイケースもあるよ」　と言うことです。


例えば、元気で健康な人であれば、「好きな事をする」　で問題ないでしょう。

好きな事を、どんどん出来るからです。


ところが、不健康で心が病んでいる人となれば、大問題です。


「好きな事なんて分からないよ」　と言う人も多いのです。

引きこもりで、症状のひどいクライエントになれば、

２４時間、寝たきりです。

トイレに行きたくないので、おむつをしています。

食事もしたくないので点滴をしています。

つまり、家族の中では、病人になっているのです。（理由があります）

やろうとしなくなった訳ではありません。出来なくなってしまったのです。

そういった人の場合は、「好きな事をする」　ではなく、

「出来る事をする」　の方が大事になります。


まず、「一緒にご飯食べようか」　と前にやっていた事を出来るようにします。

「トイレに行こうか」　と前にやっていた事を出来るようにします。

介護を取り入れながら、カウンセリングをしていると、

その後、「ご飯食べたい」「トイレ行きたい」　と自分から行うようになります。


次（次の行動が出来るようになった頃）は、「何やりたい」　と聞きます。

「本読みたい」　と言ったら、一緒に本を読みます。

「掃除したい」　と言ったら、一緒に掃除します。


そして、一人で出来るようになって行きます。

（まずは、出来る事の中で、好きな事から始まります）


そこまで症状がひどくない人でも同じです。

心が病んでいる人をみますと、「好きな事をする」　と言っても、

逆に、「そんな事言われても・・・」　と症状が悪化してしまいます。


この世には、表もあれば裏もあります。

正しく、陰と陽ですね。

何ごとも、ケースバイケースでございます。


いつも、ありがとうございます。

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向月 謙信  （鯉）

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