「シンスプリント」またの名前を「骨膜炎」
陸上短距離をやると初期段階で発症しやすい「初心者病」とされています。
初心者でなくてもかかるけどね!!
シンスプリントの特徴として走ってる最中は痛みを感じないので走れてしまいます。
しかし、走り終わった後激痛が走ります。
普通に練習したいのに辛いですよねー
自分は中学時代水泳部で高校から陸上短距離を始めたので初期段階からシンスプリントにかかって4月~11月の間ずっと苦しみました。
7ヶ月の間、痛み止めをもらって走り続けていつの間にか痛みは無くなっていたという感じです!
~シンスプリントの原因~
走る動作、及びジャンプする動作などで激しく地面を蹴る動作(足首を曲げる動作で大きく負荷がかかる)が連続すると発症します。
外傷でもなく筋肉の疲労でもない骨のコーティング剤(骨膜)が炎症を起こす病気です。
骨膜炎は足内部にばい菌が入って炎症を起こすパターンと外的要因の二種類存在します。
陸上短距離で発症するパターンは後者にあたります。
陸上短距離の場合、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋内側頭側)と脛の骨(脛骨)の接触部分で摩擦が起こり炎症に発展します。
脛骨の裏側(内部)なので塗り薬やアイシングもあまり効果が出ません。
一時的に楽になる程度です。
~陸上競技における足の疲労のメカニズム~
足の疲労は下からくると覚えてください。
足のアーチ(土踏まず)がぺったんこになってると疲労が蓄積してふくらはぎ→ハムスト→お尻と下から順にきます。
均等に疲れていれば問題ないのですが、、、
足のアーチに過剰なストレスが加わりかつハムストやお尻をうまく使っていないとふくらはぎにそのストレスが上がってきます。
というのも足のアーチで体を支えきれなくなってふくらはぎに過剰な力が入ってしまうのです。
ふくらはぎが頑張りすぎるとシンスプリント、酷いと疲労骨折を引き起こします。
そうなる前に、、、
①足のアーチの疲労回復
②正しい筋肉の使い方
以上を身につけることが重要なのです。
①は足裏マッサージを行います。
土踏まずあたりをギューっと押すと激痛が走ると思いますがこれが痛ければ痛いほど疲れている証拠です。
サッカーのサイトですがココを参考にすると良いです!!
②は日々の練習で身につけるしかありません。何度も練習を続ければ自然に疲れないフォームが出来上がってきます。
長い戦いになりますがシンスプリントを克服したら気持ち良く走れるようになるので頑張ってください。
痛み止めを飲んで練習するのも一つの手ですが疲労骨折になるリスクがあるので自分の真似はしないようにしてください
無謀な事をし続けて三年の春に肉離れになりましたから 笑
インターハイまで調整をしてなんとか回復しましたが
その時の話はまた話しますね!!
2009年の過去ログに書いてあるかもですが、、、