2021年後期B1リーグ最終節展望 | RMU公式ブログ

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皆さんこんにちは。A級ライセンスの宮田です。

このような状況の中、いかがお過ごしでしょうか。現在のRMUは、諸般の事情によりAリーグとB1リーグだけ開催が進んでいて、9/23(木・祝)にB1リーグの最終節を迎えます。

いつものように最終節の展望をお届けいたしますので、ご視聴の参考にしていただければと思います。

 

白田と楢原がAリーグに昇格して迎えた今期のB1リーグ、CL争いは首位小川と2位狩野がやや抜けた形に。

この2人は今の数字をキープすればCL進出できそうなので、ひとまずは3枠目争いが焦点となりそう。

そこは少し離れた3位の渡辺を追う4,5位の北島、湯澤が小川と同卓という組合せになっていて、数字的には渡辺の方が近いが、別卓は自力ではどうしようもできないので、2人としては直対の小川を追うつもりで打つ方がいいか。

100p前後の差なら追いつけることもあるし、何より下を気にする必要がないので目線は上に置いておきたい。

一方の3位渡辺、状況的には追われる立場でもあるが、現時点では間違いなく上(優勝)しか見ていないだろう。

以前から上しか見ないタイプではあるのだが、A級ライセンスとなって優勝すればAリーグ行きが確定するという状況になったことがさらに拍車をかけているように思う。他では残るプラス組の知念、藤井、鈴木が同卓。大勝できればCL進出の可能性があるが、大敗したら降級の危険性も残るスコアなので、大勝が見込めなくなったらおとなしくまとめて平穏に終わらせたいクチか。

一方の残留争いはというと、▲80台が4人いて、その真ん中に残留ボーダーが引かれている。

その下の2人も残留ボーダーから16~36pほどしか離れておらず、1トップで残留圏内に浮上できうる程度の差でしかない。

放送卓の1卓は、狩野を除けば残留圏だけどマイナスの3人と江澤という組合せ。江澤は最終戦抜け番なので、同卓の3人のうち、1人でも多く残留争いに引きずり込みたい。残る3人は、現状のスコアならだいたいは残留だろうが、残留ボーダーが近い筒井はちょっと沈んだだけで危ないので、できればプラスでまとめたい。

それ以外の卓は、

2卓…全体的にスコアが近いとはいえ、だからこそ最終戦抜け番の梁瀬はキツイ。

同卓でスコアが近いのが成多しかおらず、別卓でその前後スコアの人の中から最低3人はまくらないといけないとなると、ある程度まとまったスコアか展開の助けが必要になりそう。成多は筒井と似た感じで、まずは自身のスコアをまとめるのが優先か。

3卓…先に述べた大怪我は避けたい3人と、何としてもプラスして残留したい山下という構図。

山下としては卓内に当面の目標がいないので、まずは普段通り打って、出たスコアと全体の展開を見て以降の方針を決める感じか。

4卓…ボーダー直上の太田と直下の宮本、さらにその少し下の増田が直接対決、さらにもう1人は前述の渡辺という最大の激戦が予想される組合せ。

この3人の中で一番下だとだいたいアウトだろうけど、一番上になったからといって残留確定とは言い難いスコア。

この卓の展開が残留戦線を大きく左右しそうで、正直言って、今期の残留戦線の鍵を握っているのは、降級とは全く関係のない渡辺だと思っています。

 

 

最終節のご視聴、よろしくお願いします。

ニコ生
https://live.nicovideo.jp/watch/lv333626230
OPENREC
https://www.openrec.tv/live/em8xqgewjz2
YouTUbe(メンバー限定)
https://youtu.be/1LUEvAEIu0M
YouTube(無料1回戦)
https://youtu.be/xzXdij637OY

(文中敬称略 文責・宮田信弥)